提案書06(0999頁~1199頁)医療技術評価・再評価提案書 (143 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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⑭参考文献2
1)名称
Fertility evaluation of infertile women: a committee opinion
2)著者
Practice Committee of the American Society for Reproductive Medicine
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Fertility and Sterility, Vol. 116, No. 5, November 2021, 1255-1265
4)概要
不妊原因の診断項目の中に「OVULATORY FUNCTION」と「OVARIAN RESERVE」を挙げ、AMHについての記載があります。AMHで卵巣機能の評価が可能
で、「OVARIAN RESERVE」(卵母細胞の数)の評価は、女性年齢、FSH基礎値、エストラジオール基礎値とAMHを挙げています。
1)名称
Testing and interpreting measures of ovarian reserve: a committee opinion
2)著者
Practice Committee of the American Society for Reproductive Medicine
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Fertility and Sterility, Vol. 114, No. 6, December 2020, 1151-1157
4)概要
卵巣予備能の評価方法についてのアメリカのガイドライン。評価法として、FSH、E2基礎値、インヒビンB、AMH、クロミフェンチャレンジテスト
を挙げ、AMHについては、FSHが上昇する前にAMHが低下するため、卵巣予備能の指標としてより感度が高いとしています。卵巣予備能の検査は、
患者に対してカウンセリングや治療方法を計画する際に、予後を予測する情報として加えるべきとしています。
1)名称
Practical Clinical and Diagnostic Pathway for the Investigation of the Infertile Couple
2)著者
Andrea Garolla, Damiano Pizzol, Andrea Roberto Carosso, Andrea Borini, Filippo Maria Ubaldi, Aldo Eugenio Calogero, Alberto
Ferlin, Antonio Lanzone8, Francesco Tomei, Bruno Engl11, Laura Rienzi, Lucia De Santis, Giovanni Coticchio, Lee Smith, Rossella
Cannarella, Attilio Anastasi, Massimo Menegazzo1, Liborio Stuppia, Christian Corsini and Carlo Foresta1 on behalf of the
InfertilItaly Group
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Frontiers in Endocrinology, Vo. 11, January 2021, 1-15
4)概要
イタリアのガイドライン。女性側の不妊リスクファクターの一つとして、卵巣予備能の低下(AMH and /or AFC)を挙げています。最初にAMH
(and/or AFC)を測定し、その結果により、その他の検査やIUI、IVFなどに進むこととしています。
1)名称
Comparison of pregnancy outcomes following intrauterine insemination in young women with decreased versus normal ovarian reserve
2)著者
Ashley W. Tiegs, M.D., Li Sun, Ph.D.,c Richard T. Scott Jr., M.D., and Linnea R. Goodman, M.D.
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Fertility and Sterility, Vol. 113, No. 4, April 2020, 778-796
4)概要
IUIを実施した3019症例を対象とした研究。35歳未満でIUI実施した症例をAMH<1.0 と≧1.0 ng/mLの2群に分けて治療結果を比較し、2群間の妊娠
率(hCG(+))や累積妊娠率(IUI7回まで)に差は認められず、ゴナドトロピンを使用したIUIでは、AMH<1.0群で患者背景を調整すると妊娠率がや
や低く、CCやレトロゾール使用周期と自然周期では差がないことも述べられています。AMHは卵子の質ではなく数を反映することの裏付けとして
います。
1)名称
生殖・内分泌委員会報告
2)著者
寺田幸弘 、岩瀬明、大須賀穣,岡田英孝,小野政徳,折坂誠,河村和弘, 柴原浩章,高井泰,髙橋俊文,浜谷敏生,平池修、白澤弘光
3)雑誌名、年、月、号、ページ
日本産科婦人科学会雑誌、2022年、6月、74号、672-685
4)概要
本邦における血清抗ミュラー管ホルモン測定の実態調査:結果 目的別のAMH測定施設割合は、不妊治療スクリーニング検査(76.0%)、POI診断
(59.4%)、卵巣年齢(58.8%)、生殖補助医療周期での反応性予測(47.4%)、PCOSの補助診断(38.8%)、卵巣手術時の卵巣機能評価(37.2%)の
順であった。また、AMH測定未導入施設における未導入の理由は「保険未収載だから」が最多であった。
⑭参考文献3
⑭参考文献4
⑭参考文献5
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。
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