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提案書06(0999頁~1199頁)医療技術評価・再評価提案書 (95 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

282202

終夜ポリグラフィ

日本睡眠学会

【技術の概要】
睡眠時無呼吸症の検査は、主に在宅で行われるD237-1,2と専用
検査室でおこなう脳波を含めたD237-3に分類されるが、在宅
(検査室外)で可能な精度の高い検査が求められている。そこ
で、正確な無呼吸指数を算出し、在宅(検査室外)で検査可能
な、脳波を含むD237-1-イ(無呼吸指数20以上でCPAPが導入可
能)を追加し、従来の「携帯用装置を使用した場合 720点」を
D237-1-ロとし区分する

イ: 4,760

安全精度管理下

D237-3
検査室内検査

ロ: 3,570

【対象疾患】
検査室外検査
D237-1-イ:内科的併存症や他の睡眠障害の併存の疑いがなく,睡
イ:
眠時無呼吸症が疑われる場合、およびD237-1-ロにおいてAHI 40未
脳波(+)
満 だった場合
D237-1-ロ:内科的併存症や他の睡眠障害の併存の疑いがなく,睡
(AHI20以上でCPAP導入可能)
眠時無呼吸症が疑われる場合
D237-1

2,500

D237-3-ロ:他の検査により睡眠中無呼吸発作の明らかな患者に
対して睡眠時無呼吸症候群の診断を目的として行った場合及び睡
眠中多発するてんかん発作の患者又はうつ病若しくはナルコレプ
シーであって、重篤な睡眠、覚醒リズムの障害を伴うものの患者
【既存の検査法との比較】
D237-3ロ⇒ 検査室内検査: 医療機関の専用検査室でおこなう算定要件を追加

D237-1

⇒ 検査室外検査
D237-1-イ:上記対象疾患が適応+D237-1-ロにおいてAHI 40未満
だった場合

(医療者が検査をおこなう。AHI20以上でCPAP導入可能)

D237-1-ロ:上記対象疾患が適応(AHI40以上でCPAP導入可能)
1093

ロ: 720

(AHI40以上でCPAP導入可能)

脳波(-)

【有効性及び診療報酬上の取扱い】
D237-1-イ:2500点(無呼吸指数20以上で
CPAPが導入可能)を追加
D237-3-ロ:3570点に医療機関の専用検査室で
おこなう算定要件を追加する。
⇒コストは下がり,D237-3の検査待ち、CPAP
治療開始までの期間が減少すると考えられる。