提案書06(0999頁~1199頁)医療技術評価・再評価提案書 (157 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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年間対象患者数(人)
114,546人
国内年間実施回数(回)
1,374,552回(月1回×12カ月)
【外来で通院精神療法を算定している患者数の算出】
「第7回NDBオープンデータ 第2部 医科診療行為 I 精神科専門療法」より
2020年04月~2021年03月 I002 1通院精神療法
イ 通院精神療法(入院措置を経て退院した患者であって計画に基づく支援期間に計画において療養を担当する精神科の医
師が行った場合)(660点)3,867回
ロ 通院精神療法(初診料を算定する初診の日において60分以上行った場合)(540点)413,643回
ハ (1)通院精神療法(イ及びロ以外の場合)30分以上(400点)3,598,876回
(2)通院精神療法(イ及びロ以外の場合)30分未満(330点)44,997,877回
●イ、ロ、ハ(1)ハ(2)合計=49,014,263回/年間・・・①
概ね月2回の診療を受けていると仮定し、
●実人数 ①÷2回/月÷12カ月= 49,014,263回÷2回/月÷12カ月= 2,042,261人・・・②
※患者数及び実施回数の推定根拠等
【外来患者のうち、統合失調症患者の割合の算出】
厚生労働省 第13回地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会(令和4年6月9日)参考資料より
(https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000940708.pdf)
精神疾患を有する外来患者数(疾患別内訳)平成29年度 389.1万人
うち、統合失調症、統合失調型障害及び妄想性障害
63.9万人
●統合失調症患者の割合 63.9万人÷389.1万人=16.4%・・・③
【外来で通院精神療法を算定している患者のうち、統合失調症患者の患者数の算出】
●②×③= 2,042,261人×16.4%= 334,931人・・・④
【統合失調症の外来患者のうち、生活習慣病にかかる指導が必要な患者数】
参考文献1「Difference in prevalence of metabolic syndrome between Japanese outpatients and inpatients with
schizophrenia: A nationwide survey」より、統合失調症の外来患者のメタボリックシンドローム有病率は34.2%・・・⑤
●④×⑤= 334,931人×34.2%= 114,546人
⑦医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
「統合失調症に合併する肥満・糖尿病の予防ガイド」の内容について十分理解することで、精神科医でも統合失調症患者の
肥満・予防の管理を行うことができる。
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)
精神科を標榜する保険医療機関
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)
血液検査、体重測定などのモニタリングを定期的に行っていること
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)
特になし
⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
安全な技術である
⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
「統合失調症に合併する肥満・糖尿病の予防ガイド」には抗精神病薬が使用されている統合失調症患者では、一般人口に比
べ平均余命が短く、近年のメタ解析によるとその差は14.5年であることが示されており、看過できない社会的問題である。
I
妥当と思われる診療報酬の区分
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
点数(1点10円)
147
その根拠
B000 特定疾患療養管理料2に相当
区分
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)
区分をリストから選択
番号
-
技術名
-
具体的な内容
特になし
減(-)
プラスマイナス
予想影響額(円)
特になし
18,597,688,560円▲
●生活習慣病を抱えた統合失調症患者114,546人のうち一定割合(10%と仮定)の入院(1回あたり1,800,000円)を避けら
れるため
予想影響額
その根拠
増加
減少
1,470円×1,374,552回=2,020,591,440円・・・A
114,546人×10%×1,800,000円=20,618,280,000円・・・B
A-B=
備考
-18,597,688,560円
特になし
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