提案書06(0999頁~1199頁)医療技術評価・再評価提案書 (160 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
287101
糖尿病の生活習慣病に罹患した通院患者の診療に対する評価
日本精神科病院協会
【技術の概要】
統合失調症患者では一般人口に比べて約2倍の糖尿病合併があることが明らかとなってい
る。また外来患者においては肥満、高血圧、高TG血症、高LDL血症に罹患しているリスク
が入院患者に比べ2倍近いことも報告されている。
統合失調症患者は心血管疾患を原因とした死亡により平均余命が一般人口より約15年も短
く、この対策のために生活習慣病を予防することが望ましいが、それには専門家による意
思決定のサポートが重要であることがガイドラインに示されている。
精神科外来において合併症治療への動機づけと自己管理にかかる指導を行うことは非常に
重要であり、指導加算を設けて評価していただきたい。
【生活習慣病の割合】
統合失調症
外来患者
入院患者
一般人口
肥満
30.2%
48.9%
23.1%
24.7%
高血圧
22.6%
30.5%
19.9%
27.2%
高TG血症
19.6%
33.3%
14.5%
29.8%
高LDL-CHOL血症
17.1%
23.9%
14.8%
22.2%
低HDL-CHOL血症
17.1%
14.7%
18.1%
15.3%
糖尿病
11.2%
16.8%
7.1%
10.9%
1158
須貝拓朗、菅原典夫、鈴木雄太郎
他:日本精神科病院協会雑誌 37(5)、484-491、2018年