提案書06(0999頁~1199頁)医療技術評価・再評価提案書 (62 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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※下記のように推定した根拠
年間対象者数の
変化
年間実施回数の
変化等
見直し前の症例数(人)
3,900(人)
見直し後の症例数(人)
8,500(人)
見直し前の回数(回)
3,900(回)
見直し後の回数(回)
8,500(回)
⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
日本人の各がん種(乳癌、卵巣癌、膵癌、前立腺癌)別BRCA1/2病的バリアント保持率と癌罹患数(国立がん研究センター がん情報サービス
2020年のがん統計予測)から1年間に新たにBRCAと診断される癌患者数は、乳癌の約3900人、卵巣癌の約1900人、膵癌の約1000-1500人、前立腺癌
の1200人であると推定される(計8000-8500人)。現行での卵巣がんサーベイランス対象者はBRCA1/2病的バリアント保持の乳癌症例のみのため、
3900人とした。
限定解除された場合の症例数は、現行3900人に加え卵巣癌発症を契機に診断された症例を除外し、卵巣がんサーベイランスの希望のあるBRCA1/2
病的バリアント保持者女性と未発症の血縁者を想定すると、約8500人程度と推定される。
卵巣がんサーベイランスの年間実施間隔についてのエビデンスはなく、少なくとも年に1回実施することとして算出した。
経腟超音波検査および血清CA125検査は、通常産婦人科診療で行われている検査である。検査の難易度等は高くなく、経時的な計測による観察が
卵巣がんサーベイランスにおいて肝要である。
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 産婦人科または婦人科
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 産婦人科および婦人科腫瘍の専門的研修経験を合わせて6年以上もつ常勤医師
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 特になし
要件)
⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
採血および経腟超音波検査の患者侵襲は軽微であり、問題なく実施可能である。
⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
なし
⑧点数等見直し
の場合
見直し前
見直し後
その根拠
500点+140点=640点
500点+140点=640点
既収載の費用と同じである
区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)
区分をリストから選択
番号
技術名
―
―
具体的な内容
なし
増(+)
プラスマイナス
⑩予想影響額
予想影響額(円)
30,820,000(円)
その根拠
(8500-3900人)×(500点+140点)=30,820,000円
備考
卵巣がんサーベイランスの希望のあるBRCA1/2病的バリアント保持者女性と未発症の血縁者を想定すると、約8500人程度と見積もられ、乳癌を契
機にBRCA1/2病的バリアント保持が判明しサーベイランスを実施している現行体制の対象者との差は4600人程度と算定される。各人に保険点数500
点の超音波検査および140点の腫瘍マーカー検査を実施したと想定すると、30,820,000円の推定根拠となる。
⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬
なし
⑫その他
なし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
なし
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