提案書06(0999頁~1199頁)医療技術評価・再評価提案書 (73 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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サーベイランスはEUS検査、MRI検査を実施するため、生殖細胞系列BRCA1/2病的バリアント保持者に対するEUSの保険適応も申請する(別添申請書
を参照)
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
特になし
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Management of patients with increased risk for familial pancreatic cancer: updated recommendations from the International Cancer
of the Pancreas Screening (CAPS) Consortium
Michael Goggins ら
Gut. 2020 Jan;69(1):7-17.
4)概要
modified Delphi approach法による世界各国専門家による投票(75%以上でコンセンサス)により、コンセンサス・ステートメントを作成。
BRCA1/2の病的バリアントを有する個人に対してのステートメントもあり。
1)名称
家族性膵癌高危険群のサーベイランス法(エキスパート・コンセンサス)―日本膵臓学会家族性膵癌レジストリ委員会・家族性膵癌に関する小班
会議―
1)名称
⑭参考文献1
⑭参考文献2
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
⑭参考文献3
⑭参考文献4
1)名称
Expansion of Cancer Risk Profile for BRCA1 and BRCA2 Pathogenic Variants
2)著者
Yukihide Momozawaら
3)雑誌名、年、月、号、ページ
JAMA Oncol. 2022;8(6):871-878.
4)概要
BRCA病的バリアント保持者は膵癌の高リスクである事を示した。(BRCA1:オッズ比12.6(95%信頼区間3.7-42.8)、BRCA2:10.7(5.1-22.6)
1)名称
遺伝性乳癌卵巣癌(HBOC)診療ガイドライン
2)著者
日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構
3)雑誌名、年、月、号、ページ
金原出版株式会社
編
1)名称
BRCA病的バリアント保持者に対し、膵癌のスクリーニングは有用化?というFQに対して、少なくとも1人の第一度近親者に膵癌の家族歴のある
BRCA2, BRCA1病的バリアント保持者に対し、MRI又は超音波内視鏡を用いたスクリーニングを考慮する。といったステートメントを示している。
(FQ2)
Germline pathogenic variants of 11 breast cancer genes in 7,051 Japanese patients and 11,241 controls
2)著者
Yukihide Momozawaら
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Nat Commun . 2018 Oct 4;9(1):4083.
4)概要
日本人のBRCA1/2の病的バリアント保持者のがん未発症者(コントロール)の保有率が示されている。
4)概要
⑭参考文献5
北野雅之ら
膵臓35:322~330,2020
家族性膵癌高危険群のサーベイランス法について、エキスパートのワーキング・グループで22のステートメントを作成。それぞれのステートメン
トについて日本膵臓学会評議員による賛否の投票を行った。75%以上の合意を得たものをエキスパート・コンセンサスとした。BRCA1/2病的バリア
ント陽性で、第一度近親者1名以上の膵癌患者がいる場合も高危険群として合意が得られ、EUSをはじめとする実質を描出する検査と膵管を描出す
る検査であるMRI/MRCPを提案した。
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。
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