（３）見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づくりを行う
①居場所の確保

認知症カフェの普及・促進 【厚生労働省】
ア）現状
認知症の人やその家族が地域の人や専門家と相互に情報を共有し、お互いを理解し合う場
である認知症カフェを活用した取組が行われており、令和３年度時点で 47 都道府県 1,539 市
町村にて、7,886 カフェが設置されている（設置率：88.4％）。
イ）課題
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、認知症カフェの中止が余儀なくされ
ている。
ウ）目標
長期的には認知症カフェの全市町村への普及を目指す。一方で、新型コロナウイルス感染
症感染拡大防止の観点から、既存の認知症カフェの中止等が余儀なくされ、新規設置も困難
な状況下にある。そのため、短期目標としてはオンライン等を活用した認知症カフェの取組に
ついて、全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議等で引き続き周知していく。
エ）対策
認知症の人やその家族が地域の人や専門家と相互に情報を共有し、お互いを理解し合う場
である認知症カフェを活用した取組を推進し、地域の実情に応じた方法により普及するため、
引き続き地域支援事業により補助を行う。また、令和２年度老人保健健康増進等事業におい
て作成した、オンライン等を活用した認知症カフェ継続のための手引書について自治体等へ周
知を行い、コロナ禍においても認知症カフェの取組が実施されるよう努めていく。

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