参考資料2:孤独・孤立対策の重点計画(令和4年12月26日孤独・孤立対策推進会議決定) (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai1_shiryou.html |
出典情報 | 孤独・孤立対策推進本部(第1回 4/19)《内閣府》 |
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的な相談支援の体制整備を推進する。
さらに、ワンストップの相談窓口等の一元的な相談支援体制及び相談と支援をつなぐ
体制の本格実施に向けた環境整備に取り組む。
②人材育成等の支援
孤独・孤立の問題を抱える当事者や家族等に対して、一人ひとりの相談時の心理的負
担に留意しつつ多様な状況に即した充実した相談支援を行えるよう、関係機関において
孤独・孤立に係る相談支援に当たる人材の確保(就労環境の改善を含む)、育成及び資
質の向上を推進する。その際、孤独・孤立に関する知識や福祉・保健・教育等の複数の
分野にわたる専門的知識を習得できるような工夫 (複数分野の資格の取得を含む)も求
められる。
また、相談支援に当たる人材の心理的負担の軽減に資するよう、相談支援に当たる人
材への支援を推進する。
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づくりを行う
①居場所の確保
日常生活環境において人と人との交流を目的として多様な「つながり」の場となる居場
所の確保は、人生のライフステージの段階や属性に応じて孤独・孤立の問題を抱える当
事者や家族等にとっては、身近な地域における人との「つながり」や自身の役割を持つ場
となり、気軽に話や相談をし合ったり早期対応につなげたりする等の場にもなるとともに、
地域コミュニティの形成・維持にも資するものである。このような日常の様々な分野におけ
る緩やかな「つながり」を築けるような多様な各種の「居場所」づくりや「居場所」の「見える
化」及び担い手の増大を図る取組、市民による自主的な活動やボランティア活動を推進
する。併せて、NPO 等が利用しやすい支援の在り方を検討する。
また、孤独・孤立対策においては、こうした各種の「つながり」の場づくりそのものを施策
として評価するとともに、その効果的な運用を推進するものとし、これらに必要な方策を検
討する。
②アウトリーチ型支援体制の構築
孤独・孤立の問題を抱えているが支援を求める声を上げることができない当事者や家
族等に支援を確実に届けることができるよう、その意向や事情にも配慮したアウトリーチ
型の支援を推進する。併せて、NPO 等が利用しやすい支援の在り方を検討する。
③保険者とかかりつけ医等の協働による加入者の予防健康づくりの推進等
かかりつけ医等と医療保険者が協働し、医療保険の加入者の健康面や社会生活面の
課題について情報共有しながら、加入者の重症化予防に必要な栄養指導等の保健指導
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