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参考資料2:孤独・孤立対策の重点計画(令和4年12月26日孤独・孤立対策推進会議決定) (113 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai1_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第1回 4/19)《内閣府》
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(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づくりを行う
①居場所の確保

非行少年を生まない社会づくり 【警察庁】
ア)現状
少年の規範意識の向上と少年を取り巻く地域社会とのきずなの強化を図るため、都道府県
警察の少年サポートセンターの少年補導職員等を中心に、問題を抱えた少年に対する継続的
な助言や少年警察ボランティア等と協働した支援活動等を通じて、再非行防止対策を推進す
るとともに、地域に対する情報発信、少年警察ボランティア等の協力による街頭補導、非行防
止教室の開催等の取組を推進し、少年を見守る社会気運の向上を図るなど、「非行少年を生
まない社会づくり」を推進している。
この取組の一環として、社会奉仕体験活動や農業体験活動等の生産活動、スポーツ活動
等への参加の促進や、修学・就労等に関する支援を図っているところ、こうした体験等を通じて
少年に周囲の人々との絆を実感させることは、その孤独・孤立の抑止にもつながるものである。
イ)課題
上記各種活動等への参加の促進や修学・就労等に関する支援の実施を通じ、個々の少年
のニーズに応じた支援の更なる充実を図る必要がある。
ウ)目標
社会奉仕体験活動等への参加の促進や修学・就労等に関する支援等の、個々の少年のニ
ーズに応じた支援活動をより充実させ、当該少年の孤独・孤立の防止にも寄与する。
エ)対策
全国の少年の支援を担当する警察職員に対し、専門的な知識を習得させるための教育・研
修を実施し、カウンセリング技術や問題解決能力の向上を図る。
また、継続的に少年及び保護者と連絡をとり、相談への助言等を実施していくほか、大学生
ボランティアをはじめ、少年警察ボランティア等と協働し、修学・就労に向けた支援、社会奉仕
体験活動等への参加機会の確保等、個々の少年の状況に応じた支援活動を実施する。

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