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参考資料2:孤独・孤立対策の重点計画(令和4年12月26日孤独・孤立対策推進会議決定) (17 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai1_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第1回 4/19)《内閣府》
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④相談相手の内訳
・ 相談相手は、家族・親族と友人・知人にほぼ集約される。未婚化の進展により、家族・
親族のサポート力は徐々に落ちていくと考えられる。
・ 友人・知人は、10 歳代・20 歳代の若年時にあげる人が多く、中年にさしかかるにつれ
て緩やかに減っていく。また、女性よりも男性の方が友人・知人のネットワークは薄い。
・ 家族・親族は、若年層であげる人が少なく、中高年層の多くの人があげている。
・ 仕事・学校関係者は、現役世代に当たる 20 歳代から 50 歳代までに多く見られる。自
治会・町内会・近所の人は、60 歳代以降があげるようになっている。つまり、仕事関係
から地域関係への転換が見られる。とは言え、自治会・町内会・近所の人をあげるの
は 80 歳代でも 12~13%で、地域とのつながりはあまり活用されていないのが実情で
ある。
⑤相談相手と孤独感等の関係
・ 孤独感の強い人、健康状態の悪い人、外出しない人は、相談相手のいない人が多い。
・ 相談相手がいない人の孤独感は高い。相談先を1つでも持てば孤独感はかなり改善
される。相談相手を3つ以上確保している人は、相談相手が1つだけの人より、孤独感
が「決してない」人が多く、孤独感を「しばしば」「常に」「時々」「たまに」感じる人が少な
い。
⑥他者への手助け
・ 10 歳代、20 歳代の若い世代は、他者に手助けをしている人、最近までしていた人が
多い。
・ 性別では女性の方が、同居人の有無では同居人のいる人の方が、他者への手助け
を行っている人が多い。
・ 相談相手がいる人は、他者への手助けをしている人が多い。

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