（２）状況に合わせた切れ目のない相談支援につなげる
①相談支援体制の整備 （電話・SNS 相談の 24 時間対応の推進等）

行政相談における孤独・孤立対策関係機関等との連携等支援 【総務省】
ア）現状
総務省の行政相談は､国の行政などへの苦情や意見、要望を受け付け、担当行政機関とは
異なる立場から、その解決や実現を促進するとともに、行政の制度や運営の改善に生かすも
ので、医療保険・年金、雇用、道路、社会福祉、交通機関など、幅広い行政分野の相談に対応
している。
また、行政相談は、困っている方々の相談に寄り添い、社会のセーフティネットとしての機能
を有しており、近年は、外国人対応、ギャンブル等依存症対策、自殺対策等の政府の総合政
策においても、関係機関との連携を図りつつ、個々の相談に対応する役割を担っている。
イ）課題
行政相談対応においては、孤独・孤立対策も含めた様々な相談を受け付け、個々の相談者
の「困りごと」の解決等に努めているが、孤独・孤立対策における各種支援策を迅速に情報提
供できるよう網羅的に把握・整理し、関係機関等と協力して対応できるよう更なる連携強化を
促進し、行政相談における孤独・孤立対策の充実を図っていく必要がある。
ウ）目標
孤独・孤立の問題を抱える当事者に対して、一人ひとりの状況に合わせた切れ目のない相
談支援の一翼を担う。
特に、具体的な問題をどのような機関に相談し支援を求めれば良いのか分からない相談者
に対し、必要な情報の提供や関係機関等への橋渡しを行うなど、相談者の「困りごと」に寄り添
って役に立つ行政相談を行う。
エ）対策
相談における孤独・孤立対策の充実を図るため、関係機関等における各種支援策の案内
や、それぞれが運営する相談窓口との更なる連携を促進し、積極的な活用を図るなど相談体
制の強化を推進していく。

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