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参考資料2:孤独・孤立対策の重点計画(令和4年12月26日孤独・孤立対策推進会議決定) (53 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai1_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第1回 4/19)《内閣府》
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(2)状況に合わせた切れ目のない相談支援につなげる
①相談支援体制の整備(電話・SNS 相談の 24 時間対応の推進等)
②人材育成等の支援
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づくりを推進す

①居場所の確保

不登校児童生徒への支援の推進 【文部科学省】
ア)現状
小・中学校における不登校児童生徒数は9年連続で増加し約 24 万 5,000 人(令和3年度
文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」)となってお
り、憂慮すべき状況である。不登校児童生徒の社会的自立に向けた指導・支援を担う「教育支
援センター」の設置推進等を通じ、不登校児童生徒への多様で適切な教育機会の確保に取り
組んでいる。また、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの重点配置など、教育
相談体制の整備を推進している。
イ)課題
不登校児童生徒の中には、学校内外で相談、指導等を受けておらず、十分な支援が行き
届いていない場合や、不登校であることによる学習の遅れなどが、社会的自立の妨げになっ
ている場合がある。
そのため、不登校児童生徒の状況に応じた支援を推進するとともに、スクールカウンセラー
やスクールソーシャルワーカーの重点配置など、教育相談体制の整備を推進する必要がある
ウ)目標
小・中学校の不登校児童生徒のうち、学校内外の相談機関等で相談、指導等を受けた児童
生徒数を、前回調査時(令和3年度:156,069 人)よりも増加させる。
エ)対策
教育支援センターを中核とした関係機関の連携による不登校児童生徒に対する総合的な支
援体制の構築に係る支援を実施する。
さらに、いじめ・不登校対策のための重点配置等を通じたスクールカウンセラー、スクールソ
ーシャルワーカーの配置、24 時間子供 SOS ダイヤルの周知、SNS 等を活用した相談体制の
整備などによる教育相談体制の整備を推進する。

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