参考資料2:孤独・孤立対策の重点計画(令和4年12月26日孤独・孤立対策推進会議決定) (49 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai1_shiryou.html |
出典情報 | 孤独・孤立対策推進本部(第1回 4/19)《内閣府》 |
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③声を上げやすい・声をかけやすい環境整備
個別労働紛争対策の推進 【厚生労働省】
ア)現状
労働問題に直面した労働者は、相談を通じて解決に向けた適切な情報等に接することがで
きなければ、孤独・孤立状態に陥る可能性がある。特に、性的マイノリティの労働者は、職場に
おける理解不足等を背景として、性的指向・性自認に関連する労働問題に直面し、より一層孤
独・孤立状態に陥りやすい状況が懸念される。
こうした労働問題を抱える労働者等からの相談に的確に対応するため、全国の労働局及び
労働基準監督署等に「総合労働相談コーナー」を設置(379 か所)し、あらゆる労働問題にワン
ストップで対応している。また、性的指向・性自認に関連する労働問題についても相談できる旨
を厚生労働省 HP やパンフレットに記載し、性的マイノリティの方からの相談にも適切に対応で
きる体制を整備している。
イ)課題
性的指向・性自認に関連する労働問題を含むあらゆる労働問題に関して、相談対応を必要
とする労働者等が必要な時に利用することができるよう、引き続き「総合労働相談コーナー」の
周知に努め、その積極的な利用を促進するとともに、相談が寄せられた際には、労働問題の
迅速かつ適正な解決に資するよう、適切に対応する必要がある。
ウ)目標
長期的には、引き続き、性的指向・性自認に関連する労働問題を含むあらゆる労働問題に
関して寄せられる相談に適切に対応することを通じて、労働問題を契機とした孤独・孤立の解
消を図る。
短期的には、引き続き、「総合労働相談コーナー」において性的指向・性自認に関連する労
働問題を含むあらゆる労働問題について相談できる旨を、厚生労働省 HP やパンフレットに記
載して周知を図る。
エ)対策
性的指向・性自認に関連する労働問題を含むあらゆる労働問題に関して、相談対応を必要
とする労働者等が必要な時に利用することができるよう、引き続き「総合労働相談コーナー」の
周知を図り、利用しやすい環境の整備に努めるとともに、寄せられる相談に適切に対応するこ
とによって、労働問題を契機とした孤独・孤立の解消に努める。
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