（２）状況に合わせた切れ目のない相談支援につなげる
①相談支援体制の整備 （電話・SNS 相談の 24 時間対応の推進等）

地方公務員のメンタルヘルス対策に対する支援 【総務省】
ア）現状
地方公務員のメンタル不調による長期病休者（10 万人率）は近年増加傾向にあり、この 10
年間で約 1.5 倍となっている（出典：（一財）地方公務員安全衛生推進協会「地方公務員健康状
況等の現況 令和３年 12 月」）。このため、地方公務員におけるメンタルヘルス対策を推進し、
各種相談窓口の活用を図るなど相談体制の整備などについて、令和４年８月の全国人事委員
会事務局長・人事担当課長・市町村担当課長会議において発言するなど、機会を捉えて地方
公共団体に要請している。
イ）課題
近年増加傾向にある地方公務員のメンタル不調者について、これを抑制していくための対
策の充実を図っていく必要がある。
ウ）目標
長期的には地方公務員のメンタル不調者をできる限り抑制していく。
短期的には地方公共団体におけるメンタルヘルス対策を推進するため、様々な機会を捉え
各種相談窓口の周知を図り、メンタル不調者の予防・早期発見につながるよう積極的な活用を
促す。
エ）対策
地方公共団体における地方公務員のメンタルヘルス対策を推進するため、各種相談窓口の
積極的な活用を図るなど相談体制の整備などについて地方公共団体に引き続き要請していく。
また、令和３年度に引き続き、令和４年度も、地方公共団体において、組織全体としてメンタ
ルヘルス対策に取り組めるよう、公務職場の特性を踏まえた、効果的な対応方針等の策定等
に関する調査研究を実施し地方公務員のメンタルヘルス対策の充実を検討する。

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