よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料2:孤独・孤立対策の重点計画(令和4年12月26日孤独・孤立対策推進会議決定) (136 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai1_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第1回 4/19)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づくりを行う
③保険者とかかりつけ医等の協働による加入者の予防健康づくりの推進等

保険者とかかりつけ医等の協働による加入者の予防健康づくりの推進 【厚生労働省】
ア)現状
特定健診の結果、受診勧奨判定とされた加入者について、医療保険者がかかりつけ医等と
連携し生活習慣病の重症化予防を図る必要があるものの、現状、かかりつけ医での診療と、
特定保健指導をはじめとした医療保険者の取組との間で、連携する仕組みが乏しい。
社会生活面の課題が生活習慣病の治療を困難にしている場合もあるため、地域社会で行っ
ている相談援助等も活用しながら社会生活面の課題解決に向けた取組が重要である。
そのため、医療保険者による受診勧奨を契機として、かかりつけ医等と医療保険者が協働
し、加入者の健康面や社会生活面の課題について情報共有しながら、加入者の重症化予防
に必要な栄養指導等の保健指導の実施や地域社会で行っている相談援助等の活用を進める
ことで、加入者の健康面及び社会生活面の課題を解決するための取組を推進することが重要
であり、令和3年度は全国7箇所、令和4年度は全国6箇所の保険者協議会において、モデル
事業を実施している。
イ)課題
孤独・孤立対策については、いわゆる「社会的処方」(かかりつけ医等が患者の社会生活面
の課題にも目を向け、地域資源と連携する取組)の活用を図っていくこととしており、令和3年
度から開始したモデル事業の評価等を行い、保険者協議会等による予防健康事業等への活
用に向けた課題整理等を実施する。
ウ)目標
令和3年度から開始したモデル事業の実施結果を踏まえ、保健指導プログラム・特定健診
等実施計画へ反映する。
エ)対策
保険者による受診勧奨を契機として、かかりつけ医等と医療保険者が協働し、加入者の健
康面や社会生活面の課題について情報共有しながら、加入者の重症化予防に必要な栄養指
導等の保健指導の実施や地域社会で行っている相談援助等の活用を進めることで、加入者
の健康面及び社会生活面の課題を解決するための取組を推進する。

136