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参考資料2:孤独・孤立対策の重点計画(令和4年12月26日孤独・孤立対策推進会議決定) (117 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai1_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第1回 4/19)《内閣府》
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(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づくりを行う
②アウトリーチ型支援体制の構築

こどもに関する情報・データ連携による支援の推進 【デジタル庁、内閣官房、内閣府、文部科学
省、厚生労働省】
ア)現状
こどもに関する教育・保健・福祉等の情報・データについては、自治体内でもそれぞれの部
局で管理されているとともに、児童相談所・福祉事業所・医療機関・学校等の多様な関係機関
があり、個別で対応している。
イ)課題
貧困や虐待、不登校等の困難な状況にあるこどもやその家庭には、SOS を発すること自体
が困難であることや、相談支援の情報を知らない等の理由により、支援の申し出ができないこ
と、さらには児童相談所・福祉事業所・医療機関・学校等の関係機関が連携出来ておらず、そ
の役割に応じて保有する情報を個別に活用していることから、必ずしもこどもや家族に必要な
支援を届けられていない。
ウ)目標
潜在的に支援が必要なこどもや家庭を把握し、プッシュ型(アウトリーチ型)の支援につなげ
るためのデータ連携の取組を実証的に支援し、こどもを守るための情報・データ連携の全国展
開に向けた取組を推進する。
エ)対策
地方自治体において、個々のこどもや家庭の状況や利用している支援等に関する教育・保
健・福祉などの情報・データを分野横断的に連携し、精査を行うことで、個人情報の適正な取り
扱いに配慮しながら、潜在的に支援が必要なこどもや家庭を把握し、プッシュ型(アウトリーチ
型)支援につなげる実証事業を実施する。

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