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参考資料2:孤独・孤立対策の重点計画(令和4年12月26日孤独・孤立対策推進会議決定) (28 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai1_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第1回 4/19)《内閣府》
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(1)孤独・孤立に至っても支援を求める声を上げやすい社会とする
①孤独・孤立の実態把握

こども・若者の行動・意識に関する実態の把握【内閣府】
ア)現状
こども・若者(13 歳~29 歳)の意識に関する調査は、直近では、令和元年度に実施した。
また、ひきこもりに関する調査は、こども・若者(15 歳~39 歳)については平成 21 年度及び
27 年度、中高年(40 歳~64 歳)については平成 30 年度に実施した。
イ)課題
子供・若者育成支援推進大綱(令和3年4月)においては、こども・若者の育成支援に資する
ため、「子供・若者の意識調査等、経年で変化を把握すべき基幹的な調査について、分析をよ
り一層充実させるなどの改善を図りつつ継続実施する」こととされている。
また、同大綱においては、「多様な指標を参照しつつ、バランスよく Well-being を高めていく
ことが求められる」、「自殺やひきこもり等、様々な社会問題の背景として、孤独・孤立の存在
が指摘されており、この点を念頭に置いた適切な対応が求められている」等とされている。
ウ)目標
長期では、「3年ごとに調査を継続実施し、調査分析報告書をとりまとめ、広く公表」とし、「調
査結果を踏まえた取組の改善・充実による、各調査項目の数値改善」に取り組む。
また、短期(3年ごとの調査実施年度)では、「調査分析報告書の公表」とし、「調査結果を踏
まえた取組の改善・充実」に取り組む。
エ)対策
令和4年度においては、孤独・孤立の観点等も踏まえて調査項目を追加する。またこれまで
別々に実施してきた、ひきこもり等の行動面の調査と、自己肯定感や居場所に関する認識な
ど意識面の調査を、統計法に基づく一般統計調査(標本調査)として、全国のこども・若者世代
(10~30 代)を対象に総合的に実施するとともに、中高年世代(40~60 代)にもひきこもり等の
行動面に関する調査を行うことにより、多角的に分析を行う(調査名「こども・若者の意識と生
活に関する調査」)。

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