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参考資料2:孤独・孤立対策の重点計画(令和4年12月26日孤独・孤立対策推進会議決定) (77 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai1_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第1回 4/19)《内閣府》
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(2)状況に合わせた切れ目のない相談支援につなげる
②人材育成等の支援

精神疾患の予防や早期介入の促進 【厚生労働省】
ア)現状
精神疾患の予防や早期介入を図る観点から、メンタルヘルス・ファーストエイドの考え方を活
用した「心のサポーター養成事業」を実施し、メンタルヘルスや、うつ病、摂食障害などの精神
疾患に対する理解の促進及び地域や職場での支援を受けられる体制確保を推進している。
イ)課題
精神障害者に対する国民の理解について、「病気の認知度は進んでいると思わない」と回
答している者は約9割であり、また、差別や偏見についても約4割が「以前と変わらない」と回
答しており、精神疾患への理解は進んでいない状況である。
ウ)目標
心のサポーター養成研修を受講した地域住民が増加することにより、精神疾患に対する理
解が促進するとともに、精神障害者が地域や職域での支援を受けられ、地域で安心して自分
らしい暮らしができる基盤整備・体制整備を構築するため、令和5年度末までに全国で心のサ
ポーター養成研修が実施できるよう体制を構築し、令和6年度からは全国に展開し、10 年間で
100 万人の心のサポーターを養成することを目指す。
エ)対策
メンタルヘルスや精神疾患への正しい知識と理解を持ち、地域や職域でメンタルへルスの
問題を抱える人や家族等に対してできる範囲で、傾聴を中心とした手助けをするメンタルヘル
ス・ファーストエイドの考え方を活用した心のサポーター養成事業を実施し、心のサポーターを
各地域で養成していくことで、地域における普及啓発にも寄与するとともに、精神疾患の予防
や早期介入につなげる。

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