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参考資料2:孤独・孤立対策の重点計画(令和4年12月26日孤独・孤立対策推進会議決定) (73 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai1_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第1回 4/19)《内閣府》
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(2)状況に合わせた切れ目のない相談支援につなげる
①相談支援体制の整備(電話・SNS 相談の 24 時間対応の推進等)
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づくりを行う
②アウトリーチ型支援体制の構築

犯罪被害者等支援の推進 【警察庁】
ア)現状
都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「♯8103(ハートさん)」を運
用しているほか、犯罪被害者等に対するカウンセリング体制の整備、犯罪被害者等の援助を
行う民間の団体と連携した犯罪被害者等支援等の各種施策を推進している。これらの施策に
より被害に遭った方々が被害申告や相談をしやすい環境を整備することは、犯罪被害者等の
孤独・孤立の防止につながるものと考えられる。
イ)課題
犯罪被害者等が一日も早く被害から回復し、社会の中で再び平穏な生活を営むことができ
るようにするためには、犯罪被害者等一人一人に寄り添ったきめ細やかな充実した支援が必
要であり、国、地方公共団体及びその他の関係機関並びに民間の団体等が緊密に連携・協力
し、取組の一層の強化を図っていく必要がある。
ウ)目標
警察庁において、各都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「♯
8103(ハートさん)」を適切に運用するとともに、国民への更なる周知を図る。
また、警察庁において、公認心理師、臨床心理士等の資格を有する部内カウンセラーの確
実かつ十分な配置に努めるよう、また、カウンセリング費用の公費負担制度ができる限り全国
的に同水準で運用されるよう、都道府県警察を指導するとともに、同制度の周知に努める。
さらに、警察において、関係府省及び地方公共団体の主体的な協力を得て、公益社団法人
全国被害者支援ネットワークをはじめとする犯罪被害者等の援助を行う民間の団体との連携
の一層の強化を図るとともに、これらの団体による支援の充実を図るための指導・助言を行う
ほか、より一層適切な支援活動が行われるよう、その運営及び活動に協力する。
上記施策を、第4次犯罪被害者等基本計画(令和3年3月 30 日閣議決定)の計画期間であ
る令和8年3月までの間、推進することで、犯罪被害者等の孤独・孤立の防止を図る。
エ)対策
性犯罪被害者が相談しやすい環境を整備するため、引き続き、都道府県警察の性犯罪被
害相談窓口につながる全国共通番号「#8103(ハートさん)」を運用する。
また、犯罪被害者等の精神的被害を軽減するため、引き続き、公認心理師、臨床心理士等
の資格を有する部内カウンセラーを配置するとともに、予算措置(都道府県警察費補助金)を
行い、カウンセリング費用の公費負担制度を運用する。
さらに、犯罪被害者等の同意を得た上で、犯罪被害の概要等について情報提供を行うなど、
引き続き、犯罪被害者等早期援助団体と緊密に連携する。

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