参考資料2:孤独・孤立対策の重点計画(令和4年12月26日孤独・孤立対策推進会議決定) (123 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai1_shiryou.html |
出典情報 | 孤独・孤立対策推進本部(第1回 4/19)《内閣府》 |
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②アウトリーチ型支援体制の構築
精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築推進 【厚生労働省】
ア)現状
精神障害の有無や程度にかかわらず、誰もが安心して自分らしく暮らすことができるよう、
医療、障害福祉・介護、住まい、社会参加(就労など)、地域の助け合い、普及啓発(教育など)
が包括的に確保された精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築を目指している。
イ)課題
精神保健に関するニーズの多様化に伴い、市町村等は地域住民の身近な相談窓口として、
精神障害者に限らず広く分野を超えて精神保健上の課題を抱えた住民を対象とし、精神保健
に関する相談に対応しなければならない現状がある。令和4年6月に「地域で安心して暮らせ
る精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」の報告書を取りまとめ、精神障害にも対応
した地域包括ケアシステムの構築のより一層の推進に向けた具体的かつ実効的な仕組みや
体制について対応の方向性が示されたことから、関係法令や現行制度を見直す必要がある。
ウ)目標
精神障害の有無や程度にかかわらず、誰もが安心して自分らしく暮らすことができるよう、
補助金事業等を活用する等により、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築を推
進する都道府県等を増やし、都道府県等における支援体制の充実を目指す。
エ)対策
本事業を実施する都道府県等の精神保健に関する相談支援の対象者として、精神障害者
に限らず広く分野を超えて精神保健上の課題を抱えた住民を加えること等を内容とする精神
保健及び精神障害者福祉に関する法律等の改正法が令和4年 12 月に成立した。精神障害に
も対応した地域包括ケアシステムの構築に資する取組の状況について把握し、補助金事業や
研修等を通じて、必要な支援を都道府県等に提供する。
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