資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (115 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html |
出典情報 | 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》 |
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2022/03/25 症状が続く為、当院受診。接種 3 週以上経過しているが、左上腕腫
脹を認めた。モデルナアームと診断し、鎮痛剤処方。
2022/03/30
09:50 再診。症状軽減を確認。
2022/04/13
10:00 再診。治癒と判断。症状の回復を認めた。
左上肢腫脹・疼痛、蜂巣炎の転帰は、回復。
追跡調査予定なし。
本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師よる副反応報告症例(厚
生労働省受付番号:v2210000044)である。
2022/04/25 医師より追加情報を入手した。
日付不明 新型コロナウイルスワクチン(製品名不明)1 回目接種。
22159
心膜炎
日付不明 新型コロナウイルスワクチン(製品名不明)2 回目接種。
2022/03/19 本剤 3 回目接種。
2022/03/20 心膜炎が発現。息切れ、胸痛を認めた。
2022/03/22 当院受診。心嚢液貯留を疑う身体診察所見なし。血液検査でトロポ
ニン I 282 pg/mL、CRP 5.5 mg/dL の上昇を認めた。CK、CK-MB の上昇なし。心
臓超音波検査、胸部 CT 検査で異常な心嚢液貯留なし、心膜の炎症所見なし。冠
動脈 CT 検査で冠動脈狭窄なし。胸部 X 線検査で心拡大の所見あり。心電図検査
で広範な誘導における上に凹型の ST 上昇を認めた。入院。
2022/03/27 退院。
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