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資料1-2-3-2    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
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本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した解剖医による副反応報告症例
(厚生労働省受付番号:v2110033917)である。

2022/04/07 解剖医より追加情報を入手した。

日付不明 新型コロナウイルスワクチン(製品名不明)1 回目接種。

日付不明 新型コロナウイルスワクチン(製品名不明)2 回目接種。

日付不明 接種前の体温:36.4℃。
子宮卵管卵
巣摘除;

ラクナ梗塞;

21872

大動脈硬化症;

急性心不全

子宮癌;

胃切除;

胃癌;

胆嚢切除;

2022/02/19

10:00 頃

本剤 3 回目接種。

2022/02/20

11:00 頃

自宅付近で犬の散歩。

20:00 頃

急性心機能不全が発現し、死亡推定。

2022/02/21 夕方、家族が何度か架電するが、つながらない。

21:40 頃

家族が訪問し、浴槽内で体育座りのような姿勢で死亡しているのを発

見。風呂場の湯の設定温度は 43℃になっていた。
胆石症
2022/02/23 司法解剖が行われ、死因は急性心機能不全と判断。剖検では、大動
脈に高度の粥液硬化を認めた。心臓では、左室流出路内膜側、左室後壁内膜側の
細小冠動脈周囲に微少線維化を認めた。程度は軽い。脳では、基底核に軽度のラ
クナを認める。右腎では、腎孟結膜下に軽度のリンパ球浸潤、皮質に少数の糸球
体硬化像を認める。アルコール検査では、生前の摂取ではない死後産生によるア
ルコールのみ認めた。薬毒物定性試験は陰性。死後 2 日と 15 時間程度経過して
おり、死後変化を認める。他に死因となり得る疾病はない。

急性心機能不全の転帰は、死亡。大動脈の粥状硬化、ラクナの転帰は、不明。

追跡調査予定なし。

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