資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (263 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html |
出典情報 | 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》 |
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社がモデルナ副反応報告サイトを通じて入手した薬剤師による副反応報告症例
(TASK0022607)であり、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した薬剤師によ
る副反応報告症例(厚生労働省受付番号:v2210000746)である。
2021/08/05
SARS-CoV-2(コミナティ筋注)1 回目接種。
2021/08/26
SARS-CoV-2(コミナティ筋注)2 回目接種。
2022/03 中旬-下旬、咳嗽、発熱を伴う風邪をひいた。
2022/03/31 本剤 3 回目接種。
2022/04/03 起床時、フィッシャー症候群が発現。両下肢の脱力感を自覚し、階
段を降りる時に力が抜けるような感じがあった。夕、両手のしびれ感も出現し、
複視も自覚。
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ミラー・フィッ
シャー症候群
2022/04/04 症状改善せず。
上咽頭炎
2022/04/05 朝、歩行時のふらつき、口内のしびれ感を自覚するようになったた
め、病院に救急搬送。採血や頭部 MRI では異常なく、経過から神経筋疾患が疑わ
れ、当院に転院搬送。経過からギラン・バレー症候群が疑われたが、筋力低下や
感覚障害は目立たず、神経伝導検査でも脱髄や軸索障害を示唆する所見は得られ
なかった。非常に軽微なフィッシャー症候群と判断し、外来で経過観察を行うか
グロブリン治療か相談したところ治療を選択。入院。
2022/04 入院時採血の GQ1b 抗体が陽性と判明し、フィッシャー症候群と診断。
2022/04 自覚的に軽度改善が見られた。
2022/04/19 症状の軽快を認め、退院。以後外来で症状の確認をする。
フィッシャー症候群の転帰は、軽快。
報告者の協力が得られず、追跡調査不能。
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