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資料１－２－３－２ 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について（スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過） (36 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html |
| 出典情報 | 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会（合同開催）（6／10）《厚生労働省》 |
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追跡調査予定なし。
本例は、「第 53 回
九州人工透析研究会総会」及び「第 12 回
福岡県透析医学
会学術集会・総会」で発表された症例であり、商品名が特定されていないため、
自社製品相当として報告するものである。
ANCA 関連血管炎及び急速進行性糸球体腎炎は企業により重篤と判断された。
80 歳女性。もともと腎機能障害は指摘されていなかった。20XX 年 6 月 7 日に
Covid19 ワクチン（商品名不明）2 回目の接種を終えた。ワクチン接種後より倦
急速進行性糸球
怠感、下痢等の症状が出現し改善なく経過、歩行も困難となっていた。6 月 28
体腎炎;
日自宅で転倒し右上腕骨骨折を発症、7 月 2 日に当院整形外科で骨接合術を施行
22003
された。術前腎機能は Cr 3.9 mg/dL、eGFR 9.3 で炎症所見(CRP 14 mg/dL)を伴
抗好中球細胞質
っていた。術後も腎機能は進行性に悪化し乏尿となったため 7 月 17 日(Cr 6.9
抗体陽性血管炎
mg/dL)より血液透析を開始した。7 月 28 日に MPO-ANCA >300 IU/mL が判明し同
日よりステロイドパルス及び mPSL 大量療法を開始、血液透析を継続しつつ血漿
交換（単純及び選択的血漿交換）、リツキシマブ投与を開始し炎所見は改善、腎
機能障害以外の臓器障害を併発せずに経過している。
COVID-19 ワクチン接種後に発症した ANCA 関連血管炎による急速進行性糸球体腎
炎を経験した。
追跡調査予定あり。
36
本例は、「第 53 回
九州人工透析研究会総会」及び「第 12 回
福岡県透析医学
会学術集会・総会」で発表された症例であり、商品名が特定されていないため、
自社製品相当として報告するものである。
ANCA 関連血管炎及び急速進行性糸球体腎炎は企業により重篤と判断された。
80 歳女性。もともと腎機能障害は指摘されていなかった。20XX 年 6 月 7 日に
Covid19 ワクチン（商品名不明）2 回目の接種を終えた。ワクチン接種後より倦
急速進行性糸球
怠感、下痢等の症状が出現し改善なく経過、歩行も困難となっていた。6 月 28
体腎炎;
日自宅で転倒し右上腕骨骨折を発症、7 月 2 日に当院整形外科で骨接合術を施行
22003
された。術前腎機能は Cr 3.9 mg/dL、eGFR 9.3 で炎症所見(CRP 14 mg/dL)を伴
抗好中球細胞質
っていた。術後も腎機能は進行性に悪化し乏尿となったため 7 月 17 日(Cr 6.9
抗体陽性血管炎
mg/dL)より血液透析を開始した。7 月 28 日に MPO-ANCA >300 IU/mL が判明し同
日よりステロイドパルス及び mPSL 大量療法を開始、血液透析を継続しつつ血漿
交換（単純及び選択的血漿交換）、リツキシマブ投与を開始し炎所見は改善、腎
機能障害以外の臓器障害を併発せずに経過している。
COVID-19 ワクチン接種後に発症した ANCA 関連血管炎による急速進行性糸球体腎
炎を経験した。
追跡調査予定あり。
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