資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (24 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html |
出典情報 | 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》 |
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2022/03/25 くすり相談窓口を通じて薬剤師より追加情報を入手した。
2022/04/12 薬剤師より追加情報を入手した。
日付不明 本剤 1 回目の接種。
2021/07/07 本剤 2 回目の接種。肺動脈血栓塞栓症、右下肢深部静脈血栓症が発
現。15 分の待機時間に、息苦しさあり、ふらっとして気分が悪くなり、ベッド
へ移動。SpO2 90%前半と低下を認めた。その後不調が続き、SpO2 89-92%、脈
100 位を認めた。
心臓ペース
バセドウ病;
後天性プロテイ
ンS欠乏症;
21934
深部静脈血栓
症;
肺動脈血栓症
2021/07/08 呼吸苦が持続。
メーカー挿
入;
2021/07/09 当院受診。BP 170/106、再検し BP 151/109。P 121。SpO2 92%とや
や低下していたため、採血施行し、D ダイマー(ラテックス)9.9 と上昇を認め
洞結節機能
た。LDH 357、NT-proBNP 196。
不全;
2021/07/10 肺塞栓症を疑い、他院紹介。他院受診し、CT にて両側肺塞栓、右
骨粗鬆症;
膝下静脈以下に深部静脈血栓症を認めた。肺動脈血栓塞栓症、右下肢深部静脈血
栓症と診断。同日緊急入院。入院時採血で甲状腺機能亢進症を認め、TSH レセプ
高血圧;
ター抗体が陽性であり、甲状腺エコーからもバセドウ氏病に矛盾しない所見。メ
ルカゾール 15 mg 内服を開始。
2型糖尿病
日付不明 心臓超音波検査で推定 PA 圧(収縮期)45 mmHg と上昇を認め、酸素
投与開始し、イグザレルト 30 mg 内服を開始。
2021/07/26 深部下肢静脈検査実施。右膝窩静脈から腓骨脛骨幹に血栓を認め
る。中枢端は膝窩静脈。血栓は退縮し浮遊性なし。開通を認める。精度は上昇、
索状となっている。
日付不明 経過は順調であり、下肢静脈エコー、CT で右膝窩静脈の深部静脈血
栓症は退縮し、両側肺動脈血栓も縮小。血液検査でプロテイン S 活性が低下して
おり、今回の血栓症の原因としてプロテイン S 欠損症疑が疑われ、今後もイグザ
レルト 15 mg 等の抗凝固薬の継続は半永久的に必要と考える。
2021/07/30 退院。
2021/08/21 当院受診。肺動脈塞栓症、右下肢深部静脈血栓症の診断。他院処方
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