資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (12 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html |
出典情報 | 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》 |
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腫など。
【MRI 検査】(検査日:2021/09/14)
・造影なし
・撮影部位:下肢
・血栓・塞栓症の疑いあり。
・所見:若干アーチファクトあるが中間広筋、外側広筋、内側広筋に広く高信号
を認める。大腿直筋にも一部高信号域認める。T2 強調画像で急性筋炎と一致す
る大腿筋の信号強度の上昇が認められた。
<病理学的検査>
・検査日:2021/10/03
・血栓・塞栓症の疑いあり。
【死亡時画像診断所見】
・肉眼的には膝前面や両足に紫斑が対称性にみられ、四肢体幹部の黄染が強い状
態。
・正中切開で、腹水は褐色調に混濁。腸管は十二指腸から結腸に至るまで、びま
ん性に壊死。
・腹膜には悪性腫瘍の播種を疑う明らかな所見はなかった。
・肝臓は腫大しており、急性期から亜急性期の大小様々な梗塞像が両葉、尾状葉
にそれぞれ認められた。
・胆嚢内には胆汁が充満しており、胆石はなかった。
・肝臓は両側ともに梗塞像が散見された。
・肺はやや黒色変化を伴い、肺炎像がみられた。
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