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資料1-2-3-2    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (225 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
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本例は、「第 120 回

日本神経学会近畿地方会」で発表された症例であり、商品

名が特定されていないため、自社製品相当として報告するものである。

急性散在性脳脊髄炎は企業により重篤と判断された。

症例は 51 歳女性。X-4 日に SARS-CoV-2 m-RNA ワクチン(商品名不明)の 2 回目

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急性散在性脳脊
髄炎

接種を行った。X-2 日から頭痛が出現。X 日不穏状態となり救急搬送。神経学的
には、JSC 1 の軽度の意識障害を認めた。SARS-CoV-2 PCR 検査陰性。血液検査は
抗 AQP4 抗体陰性・抗 MOG 抗体陰性。髄液検査は細胞数 1/μL・蛋白数 55mg/dL
と蛋白細胞解離を認め、ミエリン塩基性蛋白陰性、オリゴクローナルバンド陰
性。頭部造影 MRI にて大脳皮質下白質に散在する T2 高信号病変を認めたが Gd 造
影効果はなかった。臨床経過及び神経学的所見からワクチン接種後の急性散在性
脳脊髄炎と診断。ステロイドパルス療法 2 コースにて症状軽快した。

追跡調査予定あり。
本例は、提携会社を介して入手した医師より帯状疱疹が発現したと報告のあった
8 例うちの 2 例目である。製品名が特定されていないため、自社製品相当として
取り扱うものである。

2022/04/26 医師より追加情報を入手した。

日付不明 本剤 1 回目の接種。
ウイルス性髄膜
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炎;

帯状疱疹

2021/04/06 本剤 2 回目の接種。

2021/04/07

37.8℃の発熱、頭痛、嘔気を認め、持続した。

2021/04/10

Th8 部位に右体幹帯状疱疹が発現。右側腹部から背部に痛みを自

覚。

2021/04/12 同部位にヒリヒリとした疼痛を自覚。

2021/04/13 ウイルス性髄膜炎が発現。頭痛、嘔気が増悪し、当院内科受診。帯
状疱疹による髄膜炎などが疑われ、入院加療開始。アシクロビル 500 mg を 3 回/
日で投与開始。

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