資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (127 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html |
出典情報 | 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》 |
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追跡調査予定なし。
本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応報告症例
(厚生労働省受付番号:v2210000125)である。
2022/04/22 医師より追加情報を入手した。
日付不明 本剤 1 回目接種。
日付不明 接種前の体温:36.0℃。
22188
心筋炎
2022/04/01
10:30 本剤 2 回目接種。
2022/04/03
04:00 心筋炎が発現。胸痛、動悸、倦怠感を自覚し、当院救急受
診。胸部 X 線検査で心拡大の所見なし。心電図にて胸部誘導 ST 上昇、採血にて
心筋逸脱酵素上昇を認めた。入院。アセトアミノフェン内服を開始。
2022/04/04 血液検査でトロポニン T 0.582 ng/mL、CK 677 U/L、CK-MB 44
U/L、CRP 9.07 mg/dL の上昇を認めた。心臓超音波検査で左室駆出率 57%。
2022/04/06 症状及び検査所見改善し、第 4 病日に退院。症状の軽快を認めた。
心筋炎の転帰は、軽快。
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