よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-3-2    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (158 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応報告症例
(厚生労働省受付番号:v2210000526)である。

日付不明 新型コロナウイルスワクチン(製品名不明)1 回目接種。

日付不明 新型コロナウイルスワクチン(製品名不明)2 回目接種。

2022/02/26

11:30 本剤 3 回目接種。

2022/03/01 無菌性髄膜炎、自己免疫性脳炎、脊髄炎が発現。昼に調子が悪いと
言う。

23:00 気分不快を認め、食事せずに就寝。

2022/03/02 起きられず、食事ができない状態。

無菌性髄膜炎;

22229

脊髄炎;

自己免疫性脳炎

2022/03/03-2022/03/04 ほとんど寝たきり状態。ぼんやりしている。話しかけ
ても返事がなく、手をじっと見ていた。

2022/03/05 メールの文章に句読点がなく、おかしかった。パジャマで鞄を持っ
て仕事に行こうとした。救急要請し、病院へ搬送。体動困難、意識障害(JCS 12)に対して点滴加療。

2022/03/11 退院。退院後も意識障害変わらないため救急要請し、同日当院へ搬
送。入院。髄液検査を繰り返すと単球優位の軽度の細胞数上昇、髄液糖低下、髄
液蛋白の上昇を認めた。

日付不明 脳造影 MRI で髄膜、脊髄円錐部に造影効果を認めた。ウイルス、細
菌、真菌など感染症を示唆する結果はなく、また明らかな悪性腫瘍は全身に検出
されず、髄液細胞診も悪性腫瘍細胞の検出なし。無菌性髄膜炎と診断。来院後、
意識障害は悪化し JCS 3—100 で遷延。

日付不明 脳造影 MRI の造影効果は自然に消退。

2022/04/04—2022/04/06 自己免疫性脳炎疑いに対し、ステロイドパルス 1,000
mg 投与。JCS 1-3 まで回復。簡単な従命が入る状態に一旦なった。

日付不明 プレドニゾロンを 55 mg/日へ減量すると再び JCS 1 から 2 桁程度で
経過。

158