よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-3-2    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (138 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

日付不明、神経学的検査:異常。患者の右 V2 及び V 3 領域に錯感覚。錐体路兆
候及び眼球運動等のその他神経学的検査は正常。

日付不明、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス 2(SARS-CoV-2)検査:陰性
(陰性)。鼻咽頭スワブによる SARS-CoV-2 スクリーニングポリメラーゼ連鎖反
応(PCR)検査は陰性。

日付不明、皮膚テスト:正常(正常)正常。

2 回目ワクチン接種 14 日後から患者は徐々に悪化する右顔面のしびれを呈し
た。神経学的検査では、患者の右 V2 及び V3 領域に錯感覚を認めた。患者は
MOGAD と診断された。神経サルコイドーシス及び神経ベーチェット病との関連性
は多分なしと判断された。

2 コースに渡る methylprednisolone(静脈内、1 g/d、3 日間)による治療後、
患者の症状は改善し、脳脚病変はガドリニウム増強を認めず、わずかに縮小し
た。

治療薬として methylprednisolone(静脈内、1 gm/日、3 日間、2 コース)の投
与を受けた。患者は 12 年前、膵管内乳頭粘液性腫瘍のため膵尾部切除術を受け
ていた。

上記に統合された最新の追加情報は以下の通り:

2022/04/20:2022/04/20 に安全性部門が入手した追加情報は、著者より入手し
た VAERS(ワクチン有害事象報告制度)用紙を含む電子メールであり、重要な情
報が含まれている。報告者詳細、患者情報、ワクチン投与日、事象詳細の更新。

138