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資料1-2-3-2    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (179 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
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アナフィラキシーの疑いの転帰は、不明。

追跡調査予定あり。

本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した薬剤師による副反応報告症例
(厚生労働省受付番号:v2210000545)である。

日付不明 新型コロナウイルスワクチン(製品名不明)1 回目接種。

日付不明 新型コロナウイルスワクチン(製品名不明)2 回目接種。

日付不明 接種前の体温:36.5℃。

2022/02/12 本剤 3 回目接種。
脳幹梗塞;

脳血管発作;

2022/02/13

14:00 頃

血小板減少症を伴う血栓症が発現。左手足が動きにく

く、呂律が回りにくいことに気づいた。
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血小板減少症を
伴う血栓症

2022/02/14 症状は若干改善し、歩行可能となる。午後、前日とほぼ同様の状態
となった。

2022/02/15 左足が動きにくく、歩行も困難となり、救急車で搬送。抗原定性検
査で SARS-CoV-2 検査実施し、陰性。血算、凝固系検査実施。頭部 MRI 検査では
DWI で橋下部右腹側に HIA、大脳白質、両側放線冠に虚血性変化を認めた。MRA
では左頚部内頸動脈に狭窄性変化を認めた。心電図検査では HR 63、洞調律、
V4-6 で T 波平低。胸部 X 線検査で血栓・塞栓症の所見なし。脳幹梗塞、脳卒中
の診断。入院。血栓のリスクとなる因子なし。

2022/03/15 症状の軽快を認め、退院。

血小板減少症を伴う血栓症、脳幹梗塞、脳卒中の転帰は、軽快。

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