提案書10(1802頁~2002頁)医療技術評価・再評価提案書 (123 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
肝エラストグラフィ撮影加算
✓ 体外から肝臓へ振動を与えながらMRIを撮像。
✓ 肝臓を伝搬する弾性波の速度を計測することで、
肝臓の弾性率(硬度)を算出できる。
非アルコール性脂肪性肝疾患
肝線維化スコア F0
アルコール性肝硬変
肝線維化スコア F4
✓ 非侵襲的に肝硬度を計測可能。
✓ 肝臓全体の硬度を計測可能。
✓ 短時間で済むため、通常のMRI検査と同時に
施行可能。
✓ 血液生化学的検査、超音波エラストグラフィと
比較して、最も診断精度が高い。
✓ 肝癌発症リスクの評価も可能。
✓ 入院が必要な肝生検と比較して、費用負担
が少ない。
位相画像
肝硬度 2.1kPa
【既存の治療法との比較】
肝硬度 10.2kPa
【対象疾患】
✓ 慢性肝疾患/肝硬変
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
弾性率カラーマップ
1924
✓ 現在は非アルコール性脂肪肝炎のみが対象
(600点、年1回)。
✓ 肝硬変を含む慢性肝疾患全般に有用。
✓ 慢性肝疾患の予後予測、肝癌発症のリスク
評価も可能。