提案書10(1802頁~2002頁)医療技術評価・再評価提案書 (17 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
当該領域に熟知した医師によって行われる手術であり、専門性も高く、外保連試案における難易度はE。
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)
特にないが、日本整形外科学会の研修施設となっている病院であることが望ましい。
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)
実施にあたっては日本整形外科学会専門医であり、本学会の評議員である当該領域に熟知した医師が一人は含まれることが
望ましい。
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)
その他の要件はないが、実施にあたっては当該領域に熟知した医師が行うことが望ましい。
⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
インプラント抜去のための術野展開を行うため、初回手術と比べて周術期の感染リスクは高い。しかしその他の複数回手術
と比べて特に高いという報告は見られない。
⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
問題なし
K
妥当と思われる診療報酬の区分
点数(1点10円)
胸郭・鎖骨・膝蓋骨(150,105点)、肩甲骨・上腕骨・大腿骨(194,358点)、前腕骨・手根骨・下腿骨・足根骨(179,090
点)、中手骨・手指骨・中足骨・足趾骨(150,291点)
その根拠
インプラント周囲偽関節手術(複雑)・胸郭インプラント周囲骨 外保連試案点数:150,105点 外保連試案第9.4版掲載
頁:62-63 外保連試案ID: S93-0050243 技術度:E 医師:3 看護師:2 技師:1 所要時間:5時間、・鎖骨インプラン
ト周囲骨 試案点数:150,105点 掲載頁:64-65 ID: S93-0050237 技術度:E 医師:3 看護師:2 技師:1 所要時
間:5時間、・肩甲骨インプラント周囲骨 試案点数:194,358点 掲載頁:66-67 試案ID:S93-0050230 技術度:E 医
師:4 看護師:2 技師:1 所要時間:6時間、・上腕骨インプラント周囲骨 試案点数:194,358点 版掲載頁:72-73
試案ID: S93-0050231 技術度:E 医師:4 看護師:2 技師:1 所要時間:6時間、・前腕骨インプラント周囲骨 試案点
数:179,090点 掲載頁:74-75 試案ID: S93-0050233 技術度:E 医師:3 看護師:2 技師:1 所要時間:6時間、・手
根骨インプラント周囲骨 試案点数:179,090点 試案掲載頁:76-77 試案ID: S93-0050235 技術度:E 医師:3 看護
師:2 技師:1 所要時間:6時間、・中手骨インプラント周囲骨 試案点数:150,291点 掲載頁:78-79 試案ID: S930050239 技術度:E 医師:3 看護師:2 技師:1 所要時間:5時間、・手指骨インプラント周囲骨 試案点数:150,291
点 掲載頁:80-81 試案ID: S93-0050241 技術度:E 医師:3 看護師:2 技師:1 所要時間:5時間、・大腿骨インプ
ラント周囲骨 試案点数:194,358点 掲載頁:88-89 試案ID: S93-0050232 技術度:E 医師:4 看護師:2 技師:1
所要時間:6時間、・膝蓋骨インプラント周囲骨 試案点数:150,105点 掲載頁:90-91 試案ID: S93-0050238 技術度:
E 医師:3 看護師:2 技師:1 所要時間:5時間、・下腿骨インプラント周囲骨 試案点数:179,090点 掲載頁:94-95
試案ID: S93-0050234 技術度:E 医師:3 看護師:2 技師:1 所要時間:6時間、・足根骨インプラント周囲骨 試案点
数:179,090点 掲載頁:94-95 試案ID: S93-0050236 技術度:E 医師:3 看護師:2 技師:1 所要時間:6時間、・中
足骨インプラント周囲骨 試案点数:150,291点 掲載頁:98-99 試案ID: S93-0050240 技術度:E 医師:3 看護師:2
技師:1 所要時間:5時間、・足趾骨インプラント周囲骨 試案点数:150,291点 掲載頁:98-99 試案ID: S93-0050242
技術度:E 医師:3 看護師:2 技師:1 所要時間:5時間
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
区分
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)
予想影響額
K
番号
技術名
特になし
特になし
具体的な内容
特になし
プラスマイナス
予想影響額(円)
629,653,920円
その根拠
備考
手術
増(+)
現状で年間症例数532例が「偽関節手術」(K056 1)3で算定されているとすれば、手術件数の多い、上腕骨や大腿骨で計算
したとして、S91-0049100「偽関節手術・大腿骨」の手術試案点数76,002点が「インプラント周囲偽関節手術(複雑)」
194,358点になることで(194,358-76,002)点×532人、すなわち629,653,920円増えることになる。しかし、いいかえれば
現状では本来請求すべき629,653,920円の医療技術料が認められておらず、医師の働き方改革で業務改善を行う上において
労力に応じた人件費として必要な費用であると考える。
本術式は今後、難易度が下がって一般的な手術として普及していく術式ではないが、ある一定数は発生しうる。しかし、骨
折の治療を受傷からできるだけ速やかに行う体制など、別の方法でインプラント周囲偽関節の年間発生件数を減らすことが
できれば、医療技術料を引き下げることなく、医療費の増額を抑えることが可能となる。
⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
X線透視装置、電池電動式手術用器械
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等
2)調べたが収載を確認できない
1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。
特になし
⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い
d. 届出はしていない
⑭その他
特になし
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
日本整形外科学会
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