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提案書10(1802頁~2002頁)医療技術評価・再評価提案書 (177 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術評価提案書(保険既収載技術用)
整理番号

330203

※事務処理用

提案される医療技術名
申請団体名

鏡視下咽頭悪性腫瘍手術(軟口蓋悪性腫瘍手術を含む。)(内視鏡手術用支援機器を用いる場合)、鏡視下喉頭悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援
機器を用いる場合)
日本耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会
27耳鼻咽喉科

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

00なし
関連する診療科(2つまで)
00なし

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無



過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する

提案当時の医療技術名

令和4年度

ロボット支援手術(喉頭・下咽頭悪性腫瘍手術、中咽頭悪性腫瘍手術(前壁切除)、中咽頭悪性腫瘍手術(前壁以外))



追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号

再評価区分(複数選択可)


K374-2, K394-2
1-A

算定要件の見直し(適応)

該当する場合、リストから○を選択

1-B

算定要件の見直し(施設基準)

該当する場合、リストから○を選択

1-C

算定要件の見直し(回数制限)

該当する場合、リストから○を選択

2-A

点数の見直し(増点)



2-B

点数の見直し(減点)

該当する場合、リストから○を選択



項目設定の見直し

該当する場合、リストから○を選択



保険収載の廃止

該当する場合、リストから○を選択



新規特定保険医療材料等に係る点数

該当する場合、リストから○を選択



その他(1~5のいずれも該当しない)

該当する場合、リストから○を選択

「6

提案される医療技術の概要(200字以内)

その他」を選んだ場合、右欄に記載

手術支援ロボットを用いて病変を経口的に切除する。術者は操作ボックスに座り、3D内視鏡による立体的かつ高解像度で術野を見ながら手術操作
を行う。操作ボックスでの術者の手の動きは、術野において忠実に再現される。本技術によって良好な視野の下で可動範囲の広い手術器具を用い
ることで、従来は困難であった咽頭癌・喉頭癌に対する経口的低侵襲手術を安全かつ確実に施行することが可能である。

文字数: 186

再評価が必要な理由

令和4年度の提案時、国内においてロボット支援下手術が鏡視下手術に比べて有意に断端陽性率が低いというエビデンスを提出した。今回レジス
トリを活用してより多くの症例で再解析を行ったところ、ロボット支援下手術が鏡視下手術に比べて有意に断端陽性率が低いという結果が再確認
された(※)。更に術後追加治療割合も非ロボット支援下手術に比べロボット支援下手術で有意に低いという結果が得られた(※)。外保連の
「既存技術と比較した優越性の定義」を満たすエビデンスと考え、増点を希望して再評価を依頼する次第である。
「追加のエビデンスには※を付記」

【評価項目】

中咽頭悪性腫瘍手術(前壁切除)(ロボット支援)
外保連試案費用:1,383,210円
外保連試案2022掲載ページ:144-145
外保連試案ID(連番):S91-0148050
技術度:E、医師(術者含む):2名、看護師:2名、所要時間(分):300分

①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)

中咽頭悪性腫瘍手術(前壁以外)(ロボット支援)
外保連試案費用:809,210円
外保連試案2022掲載ページ:144-145
外保連試案ID(連番):S91-0148060
技術度:D、医師(術者含む):2名、看護師:2名、所要時間(分):240分
喉頭・下咽頭悪性腫瘍手術(ロボット支援)
外保連試案費用:1,127,850円
外保連試案2022掲載ページ:148-149
外保連試案ID(連番):S91-0153450
技術度:E、医師(術者含む):2名、看護師:2名、所要時間(分):240分

②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項

本技術の対象は咽頭、喉頭に悪性腫瘍を有する患者である。全身麻酔導入の後、開口器を挿入して術野を展開する。ペイシェントカートをベッド
サイドに移動させ、内視鏡アーム、左右の手術操作用アームを経口的に挿入してドッキングを行う。術者はサージョンコンソールに座り、マス
ターコントローラを用いつつ、片手で病変を牽引し、もう片手で切開・止血を行いつつ病変を切除・摘出する。助手は患者の頭側から経口的に手
術器具を挿入し、手術操作の補助を行う。本技術は厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療
機関において行った場合、K374-2あるいはK394-2として算定できる。


診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)

K374-2, K394-2

1978