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提案書10(1802頁~2002頁)医療技術評価・再評価提案書 (64 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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子宮鏡下子宮瘢痕部修復術について
【既存の治療法との比較】

【技術の概要】
帝王切開によって生じる子宮峡部創陥凹(瘢痕部)を
子宮鏡下に同定し切除ならびに焼灼する。
①子宮瘢痕部頸部側の切除

②子宮瘢痕部全体の焼灼

現在保険収載されている腹腔鏡下子宮瘢痕部修復術との比較
対象症例
入院期間
侵襲度
難易度
術後妊娠率
手術時間
費用

腹腔鏡下手術
軽症~重症
4-5日間


60%
約3-4時間*
32,290点

子宮鏡下手術
軽症~中等症
3-4日間


70%
約1.5時間*
33,169点*

*日本産科婦人科内視鏡学会アンケート調査、外保連試案(2022手術試案9.4案)より

【有効性】
術後妊娠率
70%
術後症状改善率 79%

【対象疾患】

(Cureus. 3;12(11):e11317,2020)

合併症発生率 0.58%
(発生はすべて重症例)

参考:生殖医療による妊娠率は26%
(J Obstet Gynaecol Res. 41(9):1305-1312)

-本技術による陥凹所見の改善-

帝王切開創子宮瘢痕部を原因とする続発性不妊症や過
長月経・器質性月経困難症などの月経異常を呈し、診
(産婦人科の実際72(2),2023)
察所見として子宮瘢痕部に液体貯留を認め、帝王切開
瘢痕症候群という名で知られている。
【希望する診療報酬上の取扱】
区分 K手術
手術前
手術後
吸引
点数 33,169点
その根拠
外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):
331,690円
1865
試案ID S94-0305110