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提案書10(1802頁~2002頁)医療技術評価・再評価提案書 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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コンピューター支援骨形態制御手術(創外固定器による)
【技術の概要】
クラウド・コンピューティングによる
画像処理を駆使して骨の形態形成手術
を行う。

【診療報酬上の取り扱い】
・従来法
K058 4 骨長調整手術 骨延長術
〔指(手、足)以外〕
293,700円

【対象疾患】
骨折変形治癒、先天性または後天性四
肢短縮・変形、変形性関節症、内反膝、
外反膝、など

単回使用にもかかわらず、償還対象外
(1,630,320円)とされている費用を足
すと
1,924,020円

【既存の治療法との比較】
• 矯正精度が従来法に比し有意に高い
事が報告されている。
• 従来の手法では治療が困難とされて
いた症例の治療が、本方法により可
能となっている。
• コンピューター上の処理を行う時間
的・人的コストがかかる。

・本法
外保連試案コード:S82-0051450
外保連試案点数:2,311,710円


387,688円分増点

矯正精度が上がるため、従来法と比べ
て手術回数が少なくなると見込まれる。

術前のクラウドコンピューティング
によりシミュレーションが行える。

・従来法:年間156件・228回
1,924,020円×228回=438,676,560円

・本法:年間156件・156回
2,311,710円×156回=360,626,760円

78,049,800円のマイナスとなる。
更に回数が減ることで入院日数も減少
し、入院費も削減されると見込まれる。

術前

術後

矯正後

治療終了後

シミュレーション通りの矯正が行われている。
1806

クラウドコンピューティング
により毎日の矯正予定表が作
成され、患者自身も確認する
ことができる。