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提案書10(1802頁~2002頁)医療技術評価・再評価提案書 (153 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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「鏡視下咽頭悪性腫瘍手術(片側あるいは両側頸部郭清術を伴うもの)」について
【技術の概要】
咽頭悪性腫瘍の経口的な内視鏡下切除を行い、併せて片側あるいは両側の頸部郭清を行う。

【対象疾患】
年間対象患者は咽頭悪性腫瘍として2,100人程度と考えられる。
【経口的あるいは頸部外切開による原発巣切除の術野と頸部郭清の術野および所要時間】
⚫ K374-2鏡視下咽頭悪性腫瘍手術(図1,2)は経口的手術であり、併せて頸部郭清術を行っても同一手術野とはならない。一方、K374咽頭
悪性腫瘍手術(図3)は頸部操作を伴うため、併せて行う頸部郭清術(図4)は同一手術野となる。
⚫ 単独で行う頸部郭清術に要する時間と比べ、K374-2に併せて行う頸部郭清術に要する時間は同等である。一方、K374に併せて行う頸部
郭清術に要する時間は短縮している(図5)。

K374

K374-2
図1. 鏡視下咽頭悪性腫瘍手術 図2.鏡視下咽頭悪性腫瘍手術 K374-2
K374-2.経口的にアプローチする

0

20

40

両側郭清

60

80

100

片側郭清

図5.単独で行った頸部郭清術に対する時間比率
註:K374の両側部郭清は患者数が少なくデータに偏りがあり参考値。

図3.咽頭悪性腫瘍手術 K374
1954

図4. 頸部郭清術