提案書10(1802頁~2002頁)医療技術評価・再評価提案書 (33 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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特になし
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
日本婦人科腫瘍学会、日本産科婦人科内視鏡学会、日本産婦人科手術学会
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
CQ11 :治療前診断がIB・IIA 期の患者に対して,開腹手術以外に腹腔鏡手術,ロボット手術は奨められるか?
日本婦人科腫瘍学会
子宮頸癌治療ガイドライン 2022年版 第3章 94ページ
4)概要
推奨①;腫瘍径が2㎝以下の場合には、国内外の治療成績の結果や自施設の経験・治療成績を十分に説明し、腫瘍拡散防止
を施した上で、腹腔鏡手術、ロボット手術を提案する。推奨の強さ2, エビデンスレベルC, 委員の合意率83%(15/18)とされ
ている。一方で、腫瘍径が4㎝以上では、推奨されていない。腹腔鏡下手術においては、日本産科婦人科学会に登録施設と
して登録し、全例の報告を求めており、ロボット手術も保険収載に際しては、このような取り組みが必要である。
1)名称
No survival difference between robotic and open radical hysterectomy for women with early-stage cervical
cancer: results from a nationwide population-based cohort study
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Alfonzo E, Wallin E, Ekdahl L, et al.
European Journal of Cancer. 2019 Jul;116:169-177.
4)概要
ナショナルコホートを用いた800例以上のスウェーデンでの全症例の解析からロボット支援下広汎子宮全摘出術は開腹術と
まったく同等の治療成績を示した。
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Early feasibility surveillance of gynecologic robotic-assisted surgeries in Japan
Baba T, Mandai M, Nishi H, Nishii O, Kitawaki J, Sawada M, Isaka K, Fujii T.
The Journal of Obstetics Gynaecology Research. 2019 Apr;45(4):787-793.
4)概要
日本における日本産科婦人科学会の集計データの解析である。ロボット支援下手術は357例の登録があり、そのうち235例が
子宮悪性腫瘍に対する広汎手術であった。これらの出血量は170g程度、術後退院日数も多くは10日以下とロボット支援下手
術は優れた低侵襲性を示した。
1)名称
Oncologic Outcomes of Robotic Radical Hysterectomy (RRH) for Patients with Early-Stage Cervical Cancer:
Experience at a Referral Cancer Center
⑯参考文献1
⑯参考文献2
⑯参考文献3
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Zanagnolo V, Baroni C, Achilarre MT, Aloisi A, Betella I, Bogliolo S, Garbi A, Maruccio M, Multinu F, Aletti
G, Maggioni A.
Ann Surg Oncol. 2021 Mar;28(3):1819-1829.
4)概要
ロボット支援下の広汎子宮全摘出術は、腫瘍の飛散を防ぐなどの適切な技術的注意の元に行えば、初期治療手段として安全
であると考えらえた。
1)名称
Robotic radical hysterectomy in early stage cervical cancer: A systematic review and meta-analysis
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Shazly SA, Murad MH, Dowdy SC, Gostout BS, Famuyide AO.
Gynecologic Oncology. 2015 Aug;138(2):457-471.
4)概要
26の非ランダム化試験のメタアナリシスによると、ロボット支援下広汎子宮全摘出術は開腹手術に比べて、出血量、入院期
間、術後発熱、創部合併症の点で優れていた。
2)著者
⑯参考文献4
⑯参考文献5
※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。
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