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提案書11(2003頁~2199頁)医療技術評価・再評価提案書 (116 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑭参考文献2

⑭参考文献3

⑭参考文献4

1)名称

Investigation of adverse events associated with an off-label use of arterial stents and CE-marked iliac vein stents in the iliac
vein: insights into developing a better iliac vein stent.

2)著者

Shida T, Umezu M, Iwasaki K, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

J Artif Organs. 2018;21:254–260.

4)概要

腸骨圧迫症候群 や血栓後症候群に代替として腸骨動脈用ステントを使用した場合に比べ、CE マークを取得した静脈用ステントとして専用設計さ
れたステントシステムを使用した場合の方が、明らかに合併症(adverse event) が少ない。2006 年から 2016 年までの FDA MAUDE(Manufacturer
and User Facility Device Experience) データベースでは、88 例の合併症(adverse event)が報告されており、うち 84 例が動脈 用ステントに
発生し、4 例が静脈用ステントに発生している。(該当ページ;p255)

1)名称

Safety and effectiveness of stent placement for iliofemoral venous outflow obstruction. Systematic review and meta-analysis.

2)著者

Razavi MK, Jaff MR, Miller LE.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Circ Cardiovasc Interv. 2015; 8: e002772

4)概要

腸骨静脈閉塞に対するステント留置術後1年の二次開存率は、急性期深部静脈血栓症629例で89%、静脈血栓後症候群1118例で94%、非血栓性腸骨静
脈病変1122例で99%であった。また、手技成功率は94-96%、潰瘍治癒率は71-81%と高く、合併症として出血が0.3-1.1%、肺塞栓症が0.2-0.9%、死
亡率が0.1-0.7%であった。(該当ページ; p6, 7)

1)名称

A systematic review of endovenous stenting in chronic venous disease secondary to iliac vein obstruction

2)著者

Seager MJ, Busuttil A, Dharmarajah B, Davies AH.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Eur J Vasc Endovasc Surg. 2016; 51: 100-120

4)概要

5つの研究で治療前後における臨床的重症度の変化が検討され、いずれも治療後にVillalta scaleやVCSS scoreなどの重症度の指標が有意に改善
していることが示された。また、治療前後で患者のQOLを比較した3つの研究では、いずれにおいても治療後に患者のQOLが有意に改善しているこ
とが確認された。(該当ページ; p102, 103, 108)

1)名称

Management of venous leg ulcers: clinical practice guidelines of the Society for Vascular Surgery and the American Venous Forum.

2)著者

O'Donnell TF Jr, Passman MA, Marston WA, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

J Vasc Surg. 2014 Aug;60(2 Suppl):3S-59S

4)概要

ガイドライン6.14:静脈性潰瘍化の危険性のある皮膚病変(C 4 b) 、潰瘍病変(C 5)(C 6) を有する慢性完全静脈閉塞/狭窄—血管内治療。
静脈性下肢潰瘍発症の危険性がある皮膚炎(C 4 b) 、治癒状態にある静脈性下肢潰瘍 (C 5)、または活動性の静脈性下肢潰瘍 (C 6) の患者にお
いて、下肢深部静脈逆流の有無にかかわらず下大静脈または腸骨静脈の慢性完全閉塞または重度狭窄がみられる場合、静脈性潰瘍の治癒促進およ
び再発予防のために、標準的な圧迫療法に加えて静脈血管形成術およびステント留置術を推奨する。[グレード-1、エビデンスレベル-C] (該当
ページ;p39S)

⑭参考文献5

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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