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提案書11(2003頁~2199頁)医療技術評価・再評価提案書 (171 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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1. 手術材料では人件費に加えて算定できない必要材料のコストを含めると現在の点数では赤字にならざるを得ない。よって算定の見直しを提案
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 する。
後等のアウトカム
2. 2020年の実態調査により、手技時間が70分であることが確認。その手技時間に合わせて手技点数の増点を提案するものである。

③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ

④普及性の変化
※下記のように推定した根拠

年間対象者数の
変化

年間実施回数の
変化等

各施設の使用頻度に変化はなく、全国で年間1,500例程度と考えられ、日本循環器学会による循環器疾患診療実態調査報告書(2019年度実施・公
表)からも伺える。今回の申請は、技術変革に伴うものではないので、前後での変化はないと思われる。

見直し前の症例数(人)

1,568

見直し後の症例数(人)

1,568

見直し前の回数(回)

1,568

見直し後の回数(回)

1,568

⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

慢性冠動脈疾患診断ガイドライン(2018年改訂版)合同研究班参加学会
日本循環器学会・日本医学放射線学会・日本核医学会・日本画像医学会・日本冠疾患学
会・日本小児循環器学会・日本心エコー図学会・日本心血管インターベンション治療学
会・日本心血管画像動態学会・日本心臓核医学会・日本心臓病学会・日本超音波医学会・
日本動脈硬化学会・日本不整脈心電学会・日本脈管学会
血管内視鏡により冠動脈内腔の詳細な構造および性状が直視的に得られ、冠動
脈内の血栓やプラークそして冠動脈壁の性状の診断に有用である。血栓は赤血球主体の赤
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す
色血栓、血小板主体の白色血栓、その混合である混合血栓に分類される。プラークは表面
る。)
の色調により黄色プラークと白色プラークに分類され、黄色度の強いプラークは線維性被
膜が薄く大きな脂質コア(lipidcore)を有する脆弱性プラーク(vulnerable plaque)で
ある。黄色プラークの割合が大きく、程度が強いほど、冠動脈硬化が進行していることを
示す。また冠動脈内のびらんや解離所見なども血管内視鏡にて確認することができ、冠動
脈疾患の原因究明の一助になる。そしてDESにおけるステント再内皮化の評価にも有用であ
り、抗血小板薬の調整に効果的である。冠動脈疾患の病態把握、治療法の決定に有用であ
る。

難易度:D
血管疾患の専門知識及び熟練したカテーテル・ガイドワイヤーの操作技術を必要とする。

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 特になし
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 特になし
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 特になし
要件)

⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

血管損傷の危険性は、一般の心臓カテーテル治療に伴うガイドワイヤー操作によるもので、血管損傷頻度は1%程度。

⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

問題なし

⑧点数等見直し
の場合

見直し前
見直し後
その根拠

2,040
56,476
手技時間の延長、人件費の増加と償還できない医療材料費

区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)

特になし

区分をリストから選択

番号
技術名

特になし
特になし

具体的な内容

特になし
増(+)

プラスマイナス
⑩予想影響額

予想影響額(円)

853,561,184

その根拠

(増点した場合に予想される当該技術にかかる医療費-現在の診療報酬額(円)(加算除く))×年間対象患者数
(564,763 - 20,400)× 1,568 = 853,561,184

備考

特になし

⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬

特になし

⑫その他

特になし

⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

血管内視鏡学会

理事長

上田恭教

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