提案書11(2003頁~2199頁)医療技術評価・再評価提案書 (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
332203
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術(5㎝超)
日本消化器内視鏡学会
04消化器内科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
18消化器外科
関連する診療科(2つまで)
38その他(診療科名を右の空欄に記載する。)
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
内視鏡科
リストから選択
提案当時の医療技術名
有無をリストから選択
追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
K
721-4
1-A
算定要件の見直し(適応)
該当する場合、リストから○を選択
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
該当する場合、リストから○を選択
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
○
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
提案される医療技術の概要(200字以内)
その他」を選んだ場合、右欄に記載
既収載である早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術は、病変の大きさにより施行時間、難易度、安全性、医療材料費などが異なり、内視鏡試案におけ
る手技技術度も、「5cm以下」がD、「5cm超」がEと別評価となっている。「5cm超」では施行時間が有意に延長し合併症も増加する傾向が示され
ており、早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術を2つに分け、「5cm超」にはより高い保険点数を設定して頂くことが望ましい。
文字数: 193
再評価が必要な理由
早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術の施行時間や難易度、合併症率は病変の大きさと相関し、大きな病変ほど必要な人件費や医療材料が増加する。
国内20施設による早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術の前向き試験の結果からも、「5cm超」と「5cm以下」を比較して、一括切除率は同等ながら、
治療時間の延長、穿孔の増加が報告されている。以上から、「5cm超」の早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術は「5cm以下」とは別に評価すべきであ
り、「5cm超」に対してより高い評価が妥当と考える。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
(ここから)外保連試案データ--------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):971,873円
外保連試案2022掲載ページ:504-505
外保連試案ID(連番):E11-5M10600
技術度:E 医師(術者含む):3 看護師:1 その他:0(技師) 所要時間(分):180
------------------------------------------------------------------(ここまで)
治療時間が長く合併症も増加する5cm超の早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術においては技術的な難易度も高く、治療時間の延長による人件費の上
昇、合併症対策に要する追加の医療材料費などを勘案して、より高い評価をすることが妥当と考える。
2cm以上の早期大腸癌、5mmから1cmまでの神経内分泌腫瘍、2cm未満で線維化を伴う早期大腸癌に対して、一括切除できた場合に算定できる
(22,040点)。
K
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
721-4
医療技術名
早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術
2038