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提案書11(2003頁~2199頁)医療技術評価・再評価提案書 (91 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

小児膀胱尿管逆流(VUR)診療手引き 2016
日本小児泌尿器科学会 学術委員会 編
日小児泌会誌、25、2016、122-169

4)概要

膀胱尿管逆流の診療のアルゴリズム、疫学、症候、診断、治療、長期予後などについて解説している。ロボット支援手術(膀
胱内アプローチ)では膀胱容量が130ml以下の場合、気膀胱状態を保つことが困難であり、操作腔が小さくなるため年少児に
は推奨されない。ロボット支援手術(膀胱外アプローチ)の報告は多く、高解像度3D画像を利用して神経温存を行うことによ
り術後尿閉の発生率を低減できる可能性がある。開放手術・腹腔鏡手術とロボット支援手術との比較では、逆流消失率に差は
ない。診療手引きでは、本術式は保険未収載であるが標準に準拠する治療法と位置づけられている。

⑯参考文献1

1)名称
⑯参考文献2

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称

⑯参考文献3

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称

⑯参考文献4

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Robot‑assisted laparoscopic versus open ureteral reimplantation for pediatric vesicoureteral reflux: a
systematic review and meta‑analysis
Deng T, et al
World J Urol, 2018, 36, 819-828
小児の膀胱尿管逆流において開放手術とロボット支援手術とを比較した6論文/7122例についてシステマティックレビューが
行われた。開放手術と比較すると、ロボット支援手術(膀胱外アプローチ)では手術時間が長いものの入院期間と術後の尿道
カテーテル留置期間は短く、術中出血、成功率、合併症発生率などに差はみられなかった。
Robot‑assisted laparoscopic extra-vesical ureteral reimplantation (Ralur/Revur) for pediatric vesicoureteral
reflux: a systematic review of literature
Esposito C, et al
Urology, 2021, 156, e1-e11
ロボット支援手術(膀胱外アプローチ)に関する22論文/1362例についてシステマティックレビューが行われた。成功率は
92%であり、合併症発生率は10.7%、再手術率は3.9%であった。本術式は小児の膀胱尿管逆流に対する手術として、第一選
択肢になりうる。
Efficacy and safety of robot‑assisted laparoscopic, laparoscopic and open surgery in ureteral reimplantation: a
network meta‑analysis and systematic review
Fan G, et al
Updates in Surg, 2022, doi.org/10.1007/s13304-022-01344-z

4)概要

開放手術・腹腔鏡手術・ロボット支援手術を比較する目的で、膀胱尿管逆流に関する29論文/3949例についてシステマティッ
クレビューが行われた。3術式とも成功率は同等であったが、開放手術・ロボット支援手術に比べて腹腔鏡手術では合併症発
生率が低く入院期間が短かった。開放手術の手術時間は腹腔鏡手術・ロボット支援手術よりも短かった。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

小児泌尿器科疾患に対する最新治療:ロボット支援手術
小島祥敬、他
日児腎誌、2018、31、114-122

4)概要

小児泌尿器科における腹腔鏡手術とロボット支援手術の歴史・適応疾患・手術内容に関して、ロボット支援下膀胱尿管逆流手
術(膀胱外手術)も含めて解説を加えている。ロボット支援下膀胱尿管逆流手術(膀胱外アプローチ)では、高解像度3D画像
により神経の走行が非常に鮮明に観察され、これら神経の走行に注意しながら手術を行うと術後排尿困難は回避できる。

⑯参考文献5

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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