提案書01(0001頁~0202頁)医療技術評価・再評価提案書 (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
201202
血漿交換療法(増点について)
日本アフェレシス学会
【技術の概要】
【既存の治療法との比較】
血漿交換療法とは:
病因物質を直接除去する点で
保険既収載処置である血漿交換療法は、難治性病態において
既存の治療法とは一線を画する
病因因子を直接血中から除去することで病態の改善を図る
という点で特異な治療であり、歴史的に本邦が世界をリードして
きた医療技術の一つでもある。
【対象疾患】
劇症肝炎、重症筋無力症、全身性エリテマトーデス、
血栓性血小板減少性紫斑病、抗糸球体基底膜抗体
(抗GBM抗体)型急速進行性糸球体腎炎、天疱瘡、
血漿交換療法
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
現状: 4200点
しかし実態は・・・
スティーヴンス・ジョンソン症候群など
おおよそ30の難治性病態や急性期病態
=63,197円+α
(外保連試案をもとに算出)
・人件費
医師1名、看護師1名、臨床工学技師1名
・血漿交換装置償却費、修理費
→約21,000円の医療機関の赤字。
・光熱費、消耗品費、廃棄費用等…
施行忌避に繋がりかねない。
このままでは、本邦の誇る「血漿交換療法」という医療技術が廃れてしまう恐れが…
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