提案書01(0001頁~0202頁)医療技術評価・再評価提案書 (15 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
202101
危険・有害な飲酒/依存症のスクリーニング検査AUDIT
日本アルコール・アディクション医学会
【技術の概要】
10 項目(各設問は0-4
点の配点)の設問を
患者に回答させて、
総得点と設問群毎
の得点プロフィー
ルから右記の3群に
同定する。
【既存の治療法との比較】
過去に診療報酬点数表に収載された
アルコール使用障害(危険・有害な飲
酒=ハイリスク飲酒/アルコール依存
症の総称) のスクリーニング検査はな
い。
アルコー
ル依存症
疑い群
ハイリスク
飲酒群
低リスク飲酒・非飲酒群
【対象疾患】
対象疾患:アルコール多飲が発病および
症状悪化の要因である高血圧、糖尿病、
狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、肝
臓病、膵臓病、胃潰瘍、心筋症、心不全、
大腿骨頭壊死、骨粗鬆症、高尿酸血症、
脂質異常症、末梢神経障害、貧血、性機
能障害、各種のがん等の生活習慣病、及
びアルコール多飲を伴ううつ病、認知症
等の精神疾患 病態:低栄養、易感染性、
自殺企図後など
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
有効性:AUDITは、システマティック・
レビューでも他のスクリーニング・
ツールよりもハイリスク飲酒群の検出
に優れていると評価された。
診療報酬上の取扱い:
実施時間・人員はHDS-R(長谷川式簡易
知能評価スケール)とほぼ同等なので、
D285認知機能検査の1「操作が容易な
もの80点」に収載するのが妥当である。
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