よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


提案書01(0001頁~0202頁)医療技術評価・再評価提案書 (86 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

206101

生体臓器ドナーの自発的意思確認のための第三者面接料

日本移植学会

【技術の概要】 生体臓器ドナーが自発的に提供の意思があることを、家族及び移植医療に関与する者以外の者(第三者)による面接で確認をする。
【対象疾患】

生体臓器移植のドナー (対象臓器:肺、小腸、肝臓、膵臓、腎臓)

厚生労働省「臓器の移植に関する法律」の運用に関する指針(ガイドライン)
第13 生体からの臓器移植の取扱いに関する事項
2 臓器の提供の申し出については、任意になされ他からの強制でないことを、家族及び移植医療に関与する者
以外の者であって、提供者の自由意思を適切に確認できる者により確認しなければならないこと。
日本移植学会倫理指針
[2]生体臓器移植 (1)ドナーの条件とインフォームド・コンセント ④
・最終的なドナ ーの自発的意思の確認は第三者による面接によって行う
・ドナーの面接にあたっては、レシピエントの 同席を伴わない、個別の面接機会を設定する。
・「第三者」とは、ドナーの権利保護の立場にある者で、かつ倫理委員会が指名する精神科医等の複数の者をいう。
日本総合病院精神医学会

生体臓器移植ドナーの意思確認に関する指針

精神科医による面接方法の標準化

【移植施設における実態調査】(K. Nishimura et al. Am J Transplant 2016;16:860-8)
腎移植施設
70%の施設で生体ドナーに対する第3者面談を行なっており、第3者の90%は精神科医
肝移植施設
90%の施設で生体ドナーに対する第3者面談を行なっており、第3者の83%は精神科医

【現在の問題点】
生体臓器移植ドナーの自発的意思を確認するための第三者による面接に対する診療報酬
が設定されていない
86