提案書01(0001頁~0202頁)医療技術評価・再評価提案書 (59 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
A National Survey on Safety Management at MR Imaging Facilities in Japan
2)著者
Minako Azuma, Kanako K Kumamaru, Toshinori Hirai, et al.
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Magn Reson Med Sci. 2020 Nov 26. doi: 10.2463/mrms.mp.2020-0084. Online ahead of print
4)概要
平成30年度厚生労働行政推進調査事業費(地域医療基盤開発推進研究事業)MRI装置の安全な運用に関する調査研究をまとめたものである。5914
施設のうち、2015施設(34%)がアンケートに回答した。参加施設間でMRI安全管理項目の遵守率に大きなばらつきがみられた。このアンケート
調査に回答した施設のうち、5%の施設がMRI検査に関連する重大なインシデントを報告し、27%の施設が軽微なインシデントを報告した。重大イ
ンシデントで最も影響力のある要因は、施設で実施されたMRI検査の総数であった。この数は、重大なインシデントのリスクと有意に相関してい
た(P <0.0001)。
1)名称
Current radiologist workload and the shortages in Japan: how many full‑time radiologists are required?
2)著者
Akihiro Nishie, Daisuke Kakihara, Takeshi Nojo, et al.
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Jpn J Radiol. 2015 May;33(5):266-72.
4)概要
CTとMRIの読影レポートについて、フルタイムの放射線科医が1日に可能な推計数はそれぞれ、19.9件であった。我が国のすべてのCTとMRIのレ
ポートを読影するためには、少なくとも現在の2.09倍のフルタイムの放射線科医が必要である。
1)名称
臨床MRI安全運用のための指針
2)著者
一般社団法人日本磁気共鳴医学会、公益財団法人日本医学放射線学会
3)雑誌名、年、月、号、ページ
一般社団法人日本磁気共鳴医学会のホームページで公開(http://www.jsmrm.jp/modules/other/index.php?content_id=5)
4)概要
磁気共鳴イメージング(magnetic resonance imaging MRI)は、現代の医療において無くてはならない装置で多くの施設で使用されている。MRI
検査を実施するにあたっては、磁場、ラジオ波や造影剤の影響を十分に考慮する必要があり、日本磁気共鳴医学会の安全性評価委員会は適切な安
全管理のためにMRI安全性の考え方(第二版)を発行し、安全管理を推奨している。
今回、日本磁気共鳴医学会は、MRI 検査の安全管理の指針を以下のように設定した。本指針では、MRI 検査において適切な安全管理が行えるよ
う、具体的な管理方法を提示する。これらに準じて管理することで、MRI 検査がより安全に、精度高く実施されると期待される。
1)名称
エックス線CT被ばく線量管理指針
⑭参考文献1
⑭参考文献2
⑭参考文献3
2)著者
公益財団法人日本医学放射線学会
3)雑誌名、年、月、号、ページ
公益財団法人日本医学放射線学会のホームページで公開(http://www.radiology.jp/content/files/20150418_x-ray_ct_guideline.pdf)
4)概要
エックス線 CT は、医療の中心を担うものとなっており、我が国において年間約 3 千万件程度実施されている。CT 撮影を実施するにあたって
は、放射線被ばくの影響を十分に考慮する必要があり、国際放射線防護委員会(ICRP)は適切な放射線量の管理のために診断参考レベル
(Diagnostic Reference Level;DRL)を使用することを推奨している。今回、日本医学放射線学会は、CT 撮影の診断参考レベルを設定した。本指
針では、この診断参考レベルを利用して、適切な被ばく線量管理が行えるよう、具体的な管理方法を提示する。これらに準じて管理することで、
CT 撮影がより安全に、精度高く実施されると期待される。
1)名称
人工知能技術を活用した放射線画像診断補助ソフトウェアの臨床使用に関する管理指針
2)著者
公益財団法人日本医学放射線学会
3)雑誌名、年、月、号、ページ
公益財団法人日本医学放射線学会のホームページで公開(http://www.radiology.jp/content/files/20220107.pdf)
4)概要
日本医学放射線学会では、これらのソフトウェアの臨床で使用する場合の注意点や管理方法等について、診断の質を担保するため、「人工知能技
術を活用した 放射線画像診断補助ソフトウェアの臨床使用に関する管理指針」を策定した。本指針には、安全管理・精度管理のための責任者
(画像診断専門医)を配置し、責任者の要件、責務、管理の方法等が記載されている。
⑭参考文献4
⑭参考文献5
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。
59