提案書01(0001頁~0202頁)医療技術評価・再評価提案書 (182 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
215103
放射性同位元素内用療法管理料 神経芽腫に対するもの
日本核医学会
【技術の概要】
高リスク神経芽腫に対する内用療法として新規薬剤I-131標識3-ヨードベンジルグアニジン注射液(131I-MIBG注射液。以下、本剤)
(医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議において公知該当性が認められ、令和5年8月頃の部会後で保険適用の見込み)を
666MBq/kgを静脈内投与し、腫瘍内に集積した131I-MIBGより放出されるβ線により外科的切除不能な残存病変及び多発転移巣治療を行う。
施行には非密封放射性同位元素使用病室入院管理が必要で、管理料の設定を要望する。
【対象疾患・推定対象患者数】
MIBGシンチグラフィ集積陽性の治癒切除不能な神経芽腫
約40人/年 (小児がん診療ガイドライン 2016 記載内容等より推定)
【本剤による治療と管理について】
・本剤はヨウ素131からβ線とともにγ線の放射があるため、医療従事者及び入院患者等の公衆に対しての放射線防護、放射線管理が
重要となる。
・ヨウ素131を含む本剤を大量投与(4歳児平均体重16.4㎏の場合、10.9GBq)することから放射線治療病室による入院管理が必須となる。
・日本核医学会の医療実態調査から、本治療における医師、看護師、診療放射線技師及び薬剤師の医療行為、医療機器の使用や放射
線安全管理・教育等に要した時間をもとに、外保連の生体検査試案に準じて費用を算出し、患者1人当たり1,847,451円となった。
・当該治療では患者1人に1回の投与後のフォローアップが4月間は必要と考えられ、投与時を含めてフォローアップ時の治療管理料
を算定する場合、4月間で月1回46,186点とすることが妥当である。
【有効性】
• 投与適格性の判定
• 患者・家族等に対する説明(治療お
よび放射線安全管理)
• 薬剤発注・保管・記録等
• 投与量測定、注射、退出時線量率測
定と記録
• 投与後フォローアップ、治療効果確
認
• 核種取扱いのための教育訓練及び実
施の記録
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核種取扱いのための届出申請
核医学診療室の使用料
放射線機器の使用料
施設の放射線安全管理
医療用放射性汚染物の日本アイソトー
プ協会回収手続き
第5回 先進医療評価委員会資料より
【診療報酬上の取扱】
M000-2 放射性同位元素内用療法管理料
18246,186点 (内用後4月間算定可能)
8 神経芽腫に対するもの