提案書01(0001頁~0202頁)医療技術評価・再評価提案書 (134 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン
2)著者
骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会
3)雑誌名、年、月、号、ページ
骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版、骨粗鬆症の疫学
4)概要
椎体骨折の発生率は女性で高く、加齢とともに著明な上昇を示す。低骨密度で椎体変形のある高齢女性では総死亡率が、年齢、喫煙、高血圧、心
臓病など死亡関連交絡因子を調整しても早退リスク1.49と有意に高い。骨粗鬆症による骨折の予防が不動化を抑制する可能性が高い。椎体骨折に
ついてはMRIによる診断は骨折初期より診断率が高い。偽関節になる症例には(経皮的)椎体形成術が適応となることがあり、椎体圧潰を来した
遅発性脊髄麻痺例には脊椎除圧再建術が適応となる。
1)名称
多職種連携による骨折リエゾンサービスは必要だが急性期病院では脆弱性脊椎椎体骨折の保存療法は赤字である
2)著者
北九州総合病院整形外科 福田文雄、飯山俊成、林豪毅、平野文崇、原夏樹、戸羽直樹
3)雑誌名、年、月、号、ページ
骨折
4)概要
急性期病院における脊椎椎体骨折の保存療法は、2019年度には65歳以上に全国で17,365件行われていた。平均在院日数は17日で、骨粗鬆症治療の
基本となる骨密度、骨代謝マーカーを検査すると、赤字となる。経済的支援のない現状のままでは、二次骨折予防を目的とした他職種連携による
骨折リエゾンサービスは発展しない。
1)名称
二次性骨折予防を念頭においた椎体骨折の急性期治療
2)著者
安岡宏樹
3)雑誌名、年、月、号、ページ
臨床整形外科、2023,Vol.58、No3、P265~272
4)概要
脊椎椎体骨折は大腿骨近位部骨折よりも10~20歳早期に発症し、5倍もの症例数があることが推計され、骨粗鬆症性脆弱骨折の連鎖の始まりとな
ることも多く、生命予後にも関与することが報告されている。世界的には椎体骨折も同等に二次骨折予防の重要な対象とされている。重症骨粗鬆
症の椎体骨折例では早期に骨形成促進作用を持つ薬剤を開始することで骨密度を効率よく増加させることができる。
1)名称
わが国の脆弱性骨折の現状ー骨卒中予防の課題ー
2)著者
萩野
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Geriat.Med.59(3):243~248,2021
4)概要
大腿骨近位部骨折や脊椎椎体骨折は、生命予後を悪化させることから骨卒中と呼ばれ、2020年1年間の臨床椎体骨折は49万人と推計され、高齢者
人口の増加に伴い2035年まで増加が続くと予想されている。薬物療法は骨折リスクの高い例に実施するほど有効であるため、脆弱性骨折を生じた
例を対象にした骨粗鬆症治療(二次骨折予防)が、治療効果・費用対効果ともに高い。
1)名称
骨粗鬆症と脊椎椎体骨折ー日本の疫学と身体機能との関連(ROADスタディより)
2)著者
堀井千彬、田中栄、吉村典子
3)雑誌名、年、月、号、ページ
整形外科
4)概要
女性の骨粗鬆症発生数は腰椎で年間50万人、大腿骨頸部では年間105万人と推計された。Severe脊椎椎体骨折は、女性に多く特に80歳以降では過
半数が有していた。Severe脊椎椎体骨折は腰痛・歩行能力とも優位に関連した。
P4-5、骨粗鬆症の予後
P14-15、MRIの活用法
P32-33、(2)椎体骨折
P58-59
⑭参考文献1
⑭参考文献2
第44巻
No.2
2022
P500~503
⑭参考文献3
⑭参考文献4
⑭参考文献5
浩
2021
Vol.72
No.6
P704~707
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。
134