提案書01(0001頁~0202頁)医療技術評価・再評価提案書 (147 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
210204
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
運動器リハビリテーション:初期・早期加算の適応拡大
日本運動器科学会
30整形外科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
36リハビリテーション科
関連する診療科(2つまで)
00なし
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
リストから選択
─
有無をリストから選択
追加のエビデンスの有無
H
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
002-1,2,3
1-A
算定要件の見直し(適応)
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
該当する場合、リストから○を選択
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
提案される医療技術の概要(200字以内)
○
その他」を選んだ場合、右欄に記載
現在大腿骨頸部骨折のみ、運動器リハビリテーションの初期加算、早期加算が認められている。大腿骨頸部骨折は歩行機能に大きな影響があるた
め、早期復帰のため重要な加算と考えるが、同様に骨脆弱性を背景に生じる橈骨遠位端骨折についても、手機能の回復が非常に重要である。入院
期間の短縮を促す、あるいは入院せず外来のみで治療を完結させる場合もあり、適応拡大を求める。
文字数: 175
再評価が必要な理由
橈骨遠位端骨折は全年代で発生頻度の高い骨折であるが、特に高齢者においては骨脆弱性の進行に伴い、高頻度で発生する。若年者では保存的に
治療できる場合が少なくないが、高齢者においては粉砕骨折となり関節面の不正が起こりやすく、正確な整復を行わないと変形性関節症を生じる
など機能障害を遺残しやすい。比較的転位が少ない骨折であっても、骨脆弱性により変形治癒を生じやすく、手根不安定症を生じることがある。
また、不用意に長期の外固定を行うと複合性局所疼痛症候群(CRPS)を来すこともある。手機能は日常生活動作への影響も大きく、手術を行った
場合にはなるべく外固定期間を短くし、早期から適切なリハビリテーションを行う必要がある。大腿骨頸部骨折と同様に早期・初期のリハビリ
テーションを評価することにより、入院期間を短くし、あるいは入院せずに伝達麻酔や局所麻酔での外来手術からリハビリテーションへ、という
生活環境を保った状態での治療が期待できる。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
橈骨遠位端骨折に対して手術が行われた症例では、術後外固定を行う場合においても取り外しのできるギプスシーネ固定とすることが一般的で、
シーネを外して、あるいは装着したままでも術翌日からリハビリテーションを行うことが一般的となってきている。これは、従来よりも固定力に
優れた掌側ロッキングプレートを用いた治療が広く普及してきたことによる。その特性を活かし、早期に積極的なリハビリテーションを行い、日
常生活動作の回復を目指すことは、大腿骨頸部骨折において評価されている手術後初期(手術から14日)加算、早期(手術から30日)と同様に評
価されるべきものと考える。同様に初期加算45点、早期加算30点を同じ期間算定できるよう求める。
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
大腿骨頸部骨折の患者について、発症、手術又は急性増悪から30日を限度として早期加算30点、14日を限度として更に初期加算45点を算定でき
る、となっている。
H
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
002-1,2,3
医療技術名
運動器リハビリテーション(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ)
147