提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

204205

ガイドラインを用いた画像診断管理加算の遠隔診療併用の要件緩和

日本医学放射線学会

現状の画像診断管理加算は読影または診断の外部委託を1件であっても認めていない。
画像診断領域においても、医療の細分化に伴い専門分化が進んでおり、特殊な症例を専門の画像診断医と
遠隔連携し最終診断を行いたいとのニーズがある。また、地方には1人専門医体制の医療機関が多く、学
会・研究会、研修等での一次的な不在の際に、広域の医療機関間で遠隔連携したいというニーズがある。
このような遠隔連携では、当該医療機関の画像診断管理水準を維持した体制を構築することが重要である
ことから、日本医学放射線学会では保険診療において遠隔画像診断を実施する場合のガイドラインを策定
しているところ。当該ガイドラインを準拠し、画像診断の質が担保されている医療機関について、画像診
断管理加算の施設要件の緩和を要望する。
放射線診断専門医が常勤する
施設で撮影されたCT・MRI等

放射線診断専門医が常勤する
施設で撮影されたCT・MRI等

現状、1件でも連携する
と、すべての画像診断
管理加算算定不可

施設で画像診断を行っ
たものは加算を算定可

画像診断管理加算

画像診断管理加算

要望

遠隔連携
遠隔画像診断
管理加算

現状、画像診断通則の留意事項通知において、
診断・読影の外部委託を禁止しているが遠隔画
像診断管理加算は除かれている。一方、施設基
準通知には「当該保険医療機関以外の施設に読
影または診断を委託していない」との記載があ
るが、遠隔画像診断管理加算は除かれていない。
このため、一切の遠隔画像診断の併用が認めら
れないと解釈されている。
留意事項通知には、「遠隔診断による連携を行
う場合には、関係学会のガイドライン等に準拠
する。」等記載し、施設基準通知においては、
委託の記載を削除していただきたい。
遠隔画像診断管理加算
受託病院

管理加算は
算定しない

遠隔画像診断管理加算
81

診断専門医の登録
制度 等

あ
ガイドラインを準拠